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サウナに入りながら観戦できるって本当⁉︎ 北の大地に誕生した、球場併設の複合施設とザ・ノース・フェイスの新店舗。

羽毛の代わりに空気で身体を暖める「エア・チャンバー・ヌプシ・ベスト」のリリースに、バイオベンチャー「スパイバー」による次世代タンパク質素材を用いた新アイテムの発表…。“持続可能性”というアウトドアブランドのミッションに向き合いながら、型にはまらない先進的な取り組みで世間を賑わせている〈ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)〉。

そんな彼らの新店舗「ザ・ノース・フェイス Fビレッジ」が、北海道・北広島市に誕生した複合施設「北海道ボールパークFビレッジ」内にオープンしました。日本ハムファイターズの新拠点となるスタジアム「エスコンフィールドHOKKAIDO」を軸としながら、野球観戦に限らず多彩なコンテンツを楽しめる本施設。

ここでは、「北海道ボールパークFビレッジ」の全貌や「ザ・ノース・フェイス Fビレッジ」の見どころについて紹介していきます。


北の大地にできた、街のような商業施設。

まずはじめに、「北海道ボールパークFビレッジ」とはどんな施設か?

ひとことで言うなら、“街”という表現がしっくりくるような気がします。野球観戦からサウナ、宿泊、飲食、ショッピング、さらにはレジデンス、農場、保育施設まで、まるっとこの場所で完結させることができるのです。それも野球観戦は、サウナに入浴しながらでも、客室でくつろぎながらでも。

「エスコンフィールドHOKKAIDO」レフトスタンド側には、4つのフロアからなるビル「TOWER 11」を建設。

1階は北海道の食材をふんだんに使ったフードホール、2階は5台のLEDビジョンを駆使した映像体験やインスタレーションを体験できるミュージアム、3階は〈TTNE〉のととのえ親方が監修したサウナと地下1300メートルから汲み上げた天然温泉、4階・5階はベースボールカルチャーを反映させたホテルという構成に。フィールドを一望できる天然温泉とサウナが設置されたのは世界初、ホテルはアジア初というのですから驚きです。

見どころはほかにも。「よなよなエール」でお馴染みの「ヤッホーブルーイング」はセンターバックスクリーンにブルワリーレストランをオープンし、そのなかにはクラフトビールの醸造所も開設。エリアの一角には118邸からなる分譲マンションや「キッズラボグループ」による認定こども園、焚き火・BBQが楽しめるグランピング施設も設けられています。

異なるカルチャーを球場というひとつの空間に同居させることで、野球観戦しなくても1年中楽しめる場所としてつくられた「北海道ボールパークFビレッジ」。まさに“街”という表現がピッタリだと思いませんか?


アウトドアの力で街を活性化させる、ザ・ノース・フェイスの新店舗。

ただ球場をつくるのではなく、そこにしかない価値や体験を提供したい。そんな「北海道ボールパークFビレッジ」の想いに共感した〈ザ・ノース・フェイス〉は、施設内のコミュニティスペース「THE LODGE」に新店舗を出店。アウトドアの側面から施設、ひいては地域全体の活性化を図ります。

既にご存知の方も少なくないかと思いますが、〈ザ・ノース・フェイス〉を展開する「ゴールドウイン社」と「北海道ボールパークFビレッジ」は、昨年8月にパートナーシップを結びました。〈ザ・ノース・フェイス〉は店舗出店に加えて、農業学習施設「KUBOTA AGRI FRONT」やこども園で着用されるユニフォーム、〈ニュートラルワークス.〉はファイターズ職員をはじめ施設内のパートナー事業者への制服を提供しています。

ではなぜ、野球を軸とする「北海道ボールパークFビレッジ」と、野球ブランドを取り扱っていない「ゴールドウイン社」がタッグを組むことになったのか。そんな疑問に対して、〈ザ・ノース・フェイス〉の広報を務める宮﨑さんはこう話します。

「施設側が球場の中だけでなく、外に向いた街づくりを目指している点に、会社としてもブランドとしても共感したんです。異業種と異業種が繋がることで、これまでにないレジャー施設を創造したい。そのために我々も観光業を中心に地場産業との協業を計り、豊かな自然に囲まれた北海道ならではのアウトドア体験を、より多くの来場者に発信していきたいと思っています」

メディア向け内覧会で撮影した店舗の様子。

そうした考えは商品展開にも反映されています。ラインナップの多くを占めるのは、エントリー層に向けたキャンプ用のウェアやギア。コアなカテゴリーではなくライフスタイルに適したアイテムを展開することで窓口を広げ、訪れる人がアウトドアに触れるきっかけを創造すると言います。この立地なので、野球好きの方がキャンプやトレッキングにハマることもあれば、その逆もあり得るかもしれません。

子どもたちに向けたテナントが多数出店されているため、キッズのアイテムも豊富。その売場面積は店内の約1/3! 子どもと地球の関係をより豊かで、より多様なものにしていくためのプロジェクト「PLAY EARTH KIDS」の理念に通ずるものがあるようにも感じます。

オープンを記念した限定アイテムも用意。デザインは、ブランドのタグラインである“NEVER STOP EXPLORING”がモチーフになっている。
GO OUT EXPLORING Hoodie(メンズ) ¥14,300

S/S GO OUT EXPLORING Tee(キッズ) ¥4,400

今後は子どもたちを主役にしたトレッキングイベントを企画しているほか、近隣のテナントと連動した合同イベントやキャンプギアのレンタルサービスも予定しているそう。ここならではの観戦スタイルと〈ザ・ノース・フェイス〉のいまを体感できる「北海道ボールパークFビレッジ」、1日あっても足りないくらいの楽しみが詰まっている施設です。

INFORMATION

北海道ボールパークFビレッジ

住所:北海道北広島市 Fビレッジ
オフィシャルサイト

THE NORTH FACE F VILLAGE

住所:北海道北広島市Fビレッジ1番地THE LODGE 1F
時間:10:00〜19:00
Instagram:@tnf_hokkaido_ballpark_fvillage
オフィシャルサイト

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