「ゴールドウイン(Goldwin)」がメインスポンサーを務める「せとだレモンマラソン」は、瀬戸内海のシーサイドが舞台のレース。食・景色・滞在を掛け合わせたスポーツツーリズムや、マイボトルの携帯にカーボンオフセットといった環境負荷を減らすための取り組み。瀬戸田の豊かな自然や文化に触れながら、走ることで無意識のうちにサステナビリティへコミットできる、“マラソンの新しい姿”を体現した大会なのです。
このレースを快適に楽しむには、どんなギアを選ぶべきか。「せとだレモンマラソン」のオフィシャルパートナーである〈ザ・ノース・フェイス〉のラインナップのなかから、大会の特徴を踏まえた5点をピックアップ。なお、ここで紹介するアイテムは、この大会をはじめとするレースはもちろん、普段のジョギングや通勤ランなど、さまざまなシーンで活躍してくれますよ。
Item 01:旅もレースもこれ一足で! シーンを選ばない万能シューズ。
左:アルタメサ 500(メンズ) ¥22,000
右:アルタメサ 500(レディース) ¥22,000
遠方のマラソンに参加する際、頭を悩ませることのひとつがシューズ選び。移動用やレース用など複数持っていきたいのはやまやまですが、なにせシューズはかさばります。旅の荷物はできるだけコンパクトにまとめたいところです。
オススメは、〈ザ・ノース・フェイス〉の「アルタメサ 500」。もともとトレイルランニング向けに開発されたこのシューズは、厚底ソール特有のやわらかい履き心地で、ロードも走りやすいことが特徴です。
走り心地だけでなく、スニーカー感覚で履きこなせるスタイリッシュなルックスも魅力。現地への行き帰りから当日のレースまで、これ一足で済ませることもでき、旅の荷物を減らせます。
アウトソールには無数のラグ(突起)が。これはグリップ力を高めるためのもの。雨で濡れた路面でも滑りにくく、登山道や砂利道、公園の不整地などを走ったり歩いたりするときでも安心です。
Item 02:寒さや風雨から手先と指先をガード。
グローブは冬のランニングの必需品。最重要アイテムのひとつといっても過言ではないでしょう。正月の駅伝のシーンを思い起こしてみてください。選手たちは極寒のなか薄着で走っていますが、手にはグローブを着けていますよね。走って身体が温まっても、手先や指先は体温が上がらないため、グローブで保護してあげる必要があるんです。
こちらのグローブは、メイン素材にストレッチ性の高いリサイクルフリースを使用。滑らかな肌触りで、手を心地よく包み込んでくれます。
手のひらの部分には防風・防水性を持つソフトシェル素材を採用。寒さや風雨から手を守り、指先はタッチスクリーンに対応しているため、着用したままスマホを操作できるのも嬉しいポイント。
「せとだレモンマラソン」の開催地である瀬戸田は比較的温暖な土地ですが、開催時期の2月下旬は日によって冷え込むことも。グローブはぜひ用意しておきましょう。
Item 03:走りながら上着などを携帯したいなら。
「せとだレモンマラソン」の大きな特徴として、「ゴールドウイン」の協力のもと環境配慮型の運営を行っていることが挙げられます。コース上の給水ポイントで使い捨てカップは用意されず、ランナーは携帯したマイボトルやマイカップに自ら注いで給水します。
では、走りながらマイボトルやマイカップをどうやって携帯する? そのひとつの方法は、バックパックを背負って走ること。
こちらはトレイルラン用のバックパックのテクノロジーを応用した、ロードラン用のバックパック。荷物を収納したときに重心が上に来る逆三角形のため、ランニング中に揺れにくいことが特徴です。
背面とショルダーハーネスには、通気性に優れる軽量エアメッシュを配置。汗をかいたときでも内部の蒸れや濡れを防いでくれます。
容量は6リットル。マイボトルやマイカップだけでなく、ウインドジャケットなどの上着も収納できます。スタート前の寒さを凌いだり、途中で暑さを感じたら脱いだり。上着を携帯して走ることで、状況に応じた体温調節が可能に。レースだけでなく、旅ランや通勤ランでも重宝したい一品です。
Item 04:さまざまな小物をスマートに収納。
マイボトルやマイカップ、走りながらどうやって携帯する? ふたつめの方法は、ウエストベルトを活用すること。
〈ザ・ノース・フェイス〉のウエストベルトは、長さを調節できるバックル式のため、フィット感の微調整が容易。腰に装着するため、背中に熱がこもらず、ランニング中の動作を阻害されにくいことも魅力です。
加えて、スマホ用のスリットポケットや貴重品の収納に便利なファスナーポケット、サングラスホルダーなど、多様なポケットを装備しているため、マイカップだけでなくさまざまな小物をスマートに携帯できます。
ほら、この通り。バックパックほどの容量は必要ないという人には、こちらがおすすめです。
Item 05:ランニングを快適にする工夫が随所に。
キャップはオールシーズンでランニングに欠かせないアイテム。かぶれば汗止めや陽射し対策になります。
こちらのキャップは、〈ザ・ノース・フェイス〉の定番アイテム。見た目はシンプルですが、撥水機能を備えた軽量なリサイクルリップストップナイロンが使われていたり、通気性に優れたパンチングベンチレーションがサイドパネルに配されていたり、ランニングを快適する工夫が随所に。
側頭部には滑り止め加工が施されたサングラスホールが。そこにしっかりとサングラスをかけておけば、不意に落としてしまう心配を減らせます。ちょっとしたことですが、嬉しい配慮です。
番外編:走りながら携帯しやすい軽量カップ。
左上・左下:せとだレモンマラソン参加賞(非売品)※イエローは今大会の新色
右下:ランニングソフトカップ200 ¥1,980
番外編として、給水用のカップをご紹介。容量はいずれも200ミリリットルで、素材は軽くて柔らかいエストラマー。くしゃっとつぶして、パンツのポケットやウエストベルトにスマートに収納できます。給水ポイントでサッと取り出して給水しましょう。「せとだレモンマラソン」の給水ポイントには水のほか、この土地ならではのレモン水もありますよ。
さて、ここまで3回にわたってお届けしてきた「せとだレモンマラソンへの道」。次回はいよいよ大会本番です。2月23日(日)に開催される「せとだレモンマラソン」当日のレースレポートはもちろん、その前後の旅の模様から、瀬戸田のオススメスポット、「ゴールドウイン」と推進するサスティナブルな取り組みまで、現地取材を通してさまざまな角度からこの大会の魅力を解き明かします。お楽しみに!
【せとだレモンマラソンへの道】Vol.1 地域とランナーに愛される温かなレース。ゴールドウインとともに提案する「マラソンの新しい姿」とは?
【せとだレモンマラソンへの道】Vol.2 ゴールドウインの協力のもと、大会に向けたグループランを開催!3人のゲストに、出走にかけるそれぞれの思いを聞いてみました。
Photo_Yutto
Text_Issey Enomoto