おかえり日常。そう言える夏がまもなく始まります。だって、さまざまな音楽フェスが従来通りに近い開催方法をとっているから。胸躍る理由のひとつは、沖縄のビーチで開催される「コロナサンセットフェスティバル」。数多の待望の声に支えられ、2023年7月、4年ぶりに開催決定となりました。
「コロナサンセットフェスティバル」のテーマは”サンセット”と”リラックス”。他にはないオリジナリティ溢れる音楽フェスティバルとして、これまで数多のピースな乾杯を誘ってきました。
日本では2015年から2019年まで沖縄で開催され、音楽と自然が共存するその美しい空間は、どんなフェスにも似ていない特別な魅力を放っています。こちらの記事をぜひご覧ください。ファンが多数いるのも頷けるはず。
会場は「豊崎海浜公園」、とにかく気持ちよさが桁違い。この記事では、実際に「コロナ サンセットフェスティバル」に行ってどんな驚きに遭遇するのかを1日の時系列に沿ってご紹介していきます。
13:00 到着、即乾杯。海の近さ、美しさに驚く。
会場に着いてまず驚くのは、圧巻のロケーション。那覇国際空港からタクシーで15分。会場から海までは0秒。コロナビール、さまざまなフード、イベント、美しいステージ。都会の喧騒から離れ、世界有数の透明度を誇る沖縄の美しい海を眺めながら音楽に身を預ける贅沢は、言葉に尽くし難いものです。
アッパーに盛り上がることもできるし、ゆったりとくつろぐこともできる。全長700mの海に面したおおらかなフェスだからこそ、それぞれの楽しみ方ができます。
14:00 海に入って音楽を聴く。
会場には海水浴ができるエリアも整備されていて、泳ぐも自由。眺めるも自由。全く入らないのももちろん自由。だけど、海の中でライブを楽しむ機会って、本当に珍しいですよね。シャワーも完備されているので、海に入ってもすぐにさっぱり洗い流せるし、泳ぎ疲れたら日陰で一休み、、、なんてことも。せっかくだから、泳いでみてはどうでしょう？
16:00 ワークショップを楽しむ。
人気美容師によるヘアカットが無料で受けられる太っ腹なサービスも。
2019年には、〈TTNE〉と「日本サウナ学会」監修のフィンランド式サウナが登場。
南国仕様に装飾された水風呂も用意。
「コロナサンセットフェスティバル」では、さまざまなワークショップが待っています。2023年のラインナップはこれから発表だけど、過去を振り返ると、ビーチでのヘアカットサービスやフィンランド式サウナ＆水風呂も。フェス自体が久しぶりで、どうやってはしゃげばいいかわからない方も、こういうところから一つずつ開放感を味わっていきましょう。
19:30 サンセットに息を呑む。
大人になると、夕焼けに胸を打たれる機会が減ります。スマホばっかり見ている現代人においてはなおさら。だからこそ、美しい景色を眺め、その一部になるというのは得難い喜び。会場は、日本有数のサンセットスポットとして知られる「豊崎海浜公園」。サンセットのタイミングにどんなアーティストがくるのかも楽しみの一つ。ちなみに、7月の沖縄の日の入り時刻は、大体19時半ごろです。
20:00 打ち上げ花火、海から見るか、陸から見るか。
1日の締めくくりは、夜空を彩る花火。飲んで、日に焼けて、泳いで、踊って、心地よい疲れを感じながら感傷に浸るもよし。夜はここからと意気込むもよし。祝祭の空間は大団円を迎えます。
もう時期やってくるこれまで通りの夏に向けて、美しい祝祭空間を取り戻すときがきました。久しぶりだからこそ、イメージトレーニングをしておきましょう。想像するところからフェスは始まります。なお、2023年は、チリ、ペルー、イタリア、イギリス、カナダ、中国、ドミニカ共和国など世界14ヵ国のリゾート地でのワールドツアーも展開中とのこと。ツアーの追っかけなんて酔狂なイメージさえしてしまいそう。
なお、アーティストの第一弾発表は、Moonchild、Nulbarich、平井大の3名。波音と混ざり合う彼らの音楽を体感できるのは、このフェスだけ。楽しみじゃないわけが、ない。フイナムでは、引き続き注目していきます。
Text_Taiyo Nagashima
