いまこそ “ハワイ” へ行こう！ 贅沢時間をもっと最高なものにする、とっておきのホテル、教えちゃいます。

小説『深夜特急』よろしく、バックパックひとつで、波乱万丈な珍道中こそが旅の醍醐味。そう思っているひとも少なくないはず。安宿に泊まって、地元民だけの食堂でご飯を食べたり、カオスなエリアを覗いてみたりして。「リゾートとかは、ちょっと大丈夫っす」って具合で。

そんな旅も確かにいいものです。けれど、やっぱり仕事を忘れて、のんびり、ゆっくり過ごすならリゾート地です！ そう、やっぱりリゾート地って最高なんです！ その最たる場所が、みなさんご存知、ハワイ。

何がいいかって、挙げればキリがないですが、気候ひとつとっても太陽の日差しは柔らかく、真夏でもギリギリ汗をかかないくらいの感じがずっと続いて、そよ風が気持ちいいんです。一日を通して適温って、意外とすごいこと。

そして日本からの距離もちょうどいいんです。ヨーロッパやアメリカに行くのと違って、長時間飛行機に乗る必要はなし。7時間も乗っていれば着くし、その分、ジェットラグも少ない。ご飯をどこで食べてもおいしくて、パンケーキもロコモコも日本食も、どれをとってもハイレベルです。

そんなハワイを楽しむのに、うってつけのホテルを2つ紹介します。むしろ、ホテルがよくなきゃ、ハワイは楽しめない。だって、最高のリラックスを求めるために来ているのだもの！ ということで、そのホテルの名前は「アロヒラニ リゾート ワイキキ ビーチ（ALOHILANI RESORT WAIKIKI BEACH）」と「ツイン フィン ワイキキ（THE TWIN FIN WAIKIKI）」。どちらも、名前にある通り、ワイキキビーチの目の前、なんと徒歩1分です。

まずは「アロヒラニ リゾート ワイキキ ビーチ」から。

エントランスから、これでもかと高い天井が出迎えてくれて、その時点で心奪われちゃいます。そしてここには、安心の日本語対応サポートデスクがあるので、英語が全然喋れなくても無問題です。料理の鉄人・森本正治さんのレストラン「モリモト・アジア」もあるから、海外に慣れていない日本人にもオススメです。

客室は、ハワイの自然からインスピレーションを受けた、ナチュラルなインテリアで整えられています。ウォシュレット完備の部屋もあるのも珍しい（一部客室）。Wi-Fi設備もしっかりしているから突然のテレカンや仕事にも難なく対応できます。

5階にあるインフィニティプールも必ず利用したい場所。プールとワイキキの海がシームレスに繋がる景色は必見です。バーも併設されているから、カクテル片手にビーチでチャプチャプなんていう、“ザ・リゾート” な過ごし方もできちゃいます。

そして、このホテルのアイコンが、28万ガロンの水を使った大きな水槽「オーシャナリウム」。550種の海洋生物が生息し、ハワイ固有種の生き物も見ることができます。毎日午前10時半と午後2時半には、ダイバーが餌付けをする様子も見学できます。

また8月15日（火）にはレストラン「ラ・ベットラ ワイキキ」がグランドオープン。これは東京・銀座にある「ラ・ベットラ」の系列で海外初出店。総料理長を務める落合務シェフはウニパスタの生みの親としても知られ、日本で最も有名なイタリアンシェフのひとりです。

「オーシャナリウム」の目の前に設置されたテーブル席で、絶品料理を食べながら贅沢時間を過ごすことができるとか。

そしてお次が「ツイン フィン ワイキキ」。

「アロヒラニ リゾート ワイキキ ビーチ」もそうですが、こちらもとにかく立地が抜群なんです。ワイキキビーチのすぐ側に位置しているから、ホテルから水着のまま外に出て、ビーチで遊んで、そのままホテルに帰ってシャワーを浴びる、なんてこともできちゃいます。

2022年11月にリニューアルオープンしたホテルだから客室もピカピカ。オーシャンビューの部屋はもちろん、ダイヤモンドヘッドを眺められる部屋もあります。日本人なら気になるシャワーの水圧も充分ですよ。

3階にはプールやフィットネスルームをはじめ、ロコたちも訪れるレストラン「ティキズ グリル ＆ バー」もあり。ここでは、地元の新鮮な食材を使用したパシフィックリムスタイルの食事を楽しめます。毎晩、ライブ演奏もあり。ハワイのサンセットもバッチリ眺められるので、ぜひ夕日の落ちる時間に行ってみて。

それと、21階にある「ココナッツ クラブ」の朝食は本当に絶品。アロハな気分に浸れる充実の食事が提供されていて、メニューも日替わりだから、連泊したって飽きさせない。オーシャンビューも完璧で、優雅な朝を過ごせること間違いなしです。朝から、ハワイを満喫できちゃいます。

せっかくハワイに来たのなら、ホテルはオーシャンフロントがオススメです。内陸にはもっと安いホテルもあるけど、24時間、ハワイをダイレクトに感じたいなら、この2つのホテルの二択。ノンビリ、メローな空気がホテルに充満していて、日本で溜まった疲れも抜けていくんです。

Text_Keisuke Kimura