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マルセル・ブロイヤーのネストテーブルが復刻。マーガレット・ハウエルとアイソコンがやってくれました。

世界にはいくつもの名作家具がありますが、1925年に世界で初めてスチールパイプを使用した椅子「ワシリーチェア」や、1928年に誕生した「チェスカチェア」もその一つ。

デザイン界に衝撃を与えたそれらの椅子を生み出したのが、バウハウスに在籍中だったマルセル・ブロイヤー氏なのですが、そのせいか「スチールパイプを使ったデザイナーね」なんて思われがちです。

でも、実際には1935年からはロンドンで英「アイソコン(ISOKON)」社の主任デザイナーとなり、プライウッドにより流れるような曲線を持った家具もデザインしています。

今回、〈マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)〉と「アイソコン」の協力により、1936年にマルセル・ブロイヤー氏が手掛けたネストテーブルが復刻されることとなりました。

2022年10月に、イギリス・ウィグモアストリートにある〈マーガレット・ハウエル〉の旗艦店で開催した「アイソコン」社の歴史と功績を辿るエクシビジョンを記念し復刻されたという今作。

樺の木の合板を用いて、ロンドン東部のウォルサムストーにある工房で製作されました。今回のつくられたテーブルには、復刻版とパートナーシップを証明するため、両者の刻印が施されるという特別仕様になっています。

アイソコンの家具からプライウッドの使い勝手の良さや丈夫さが見て取れます。軽くてしなやかなのでデザイナーが斬新で彫刻のようなスタイルの家具を自由に作ることができるのです。アイソコンは1930年代の英国で世界に通じるデザインを推し進めました。シンプルでミニマル、そして今でもとてもモダンです。
― マーガレット・ハウエル

シンプルさと英国クラフトマンシップへのこだわりを分かち合ってくれるマーガレット・ハウエルこそが、 マルセル・ブロイヤーのアイコニックなネストテーブル復刻の完璧なパートナーです。
― アイソコン社CEO エド・カーペンター

日本では、10月20日(金)から〈マーガレット・ハウエル〉の神南店で展示が始まり、終了後に順次セレクトされた〈マーガレット・ハウエル〉のショップで展開されます。この機会にイギリスの本物の家具に触れてみてください。

INFORMATION

マーガレット・ハウエル アイソコン

エキシビジョン
会期:10月20日(金)〜11月13日(月)
場所:マーガレット・ハウエル 神南
住所:東京都渋谷区神南1-13-8
時間:11:00〜20:00

ネストテーブル展開店舗
展開店舗:マーガレット・ハウエル 神南、MARGARET HOWELL SHOP & CAFE 吉祥寺、マーガレット・ハウエル 新宿 ニュウマン、 マーガレット・ハウエル 銀座 松屋、マーガレット・ハウエル 名古屋 ラシック

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