北欧デザインの時計といえばアルネ・ヤコブセン。名作が限定カラーで生まれ変わります。

異業種のデザイナーがつくるものは、独特のよさがあります。ファッションデザイナーによる靴とか、グラフィックデザイナーによる時計とか、カーデザイナーによるカメラとか、そんな感じです。でも、それらが長いことつくり続けられることって、実は少ないのです。

その点デンマークの建築家、アルネ・ヤコブセンがデザインした時計はとても長く愛され、定番的な立ち位置にいるように思えます。

左から、かけ時計「STATION ROYAL BLUE」 ¥49,500、¥59,400

置き時計「ROMAN CLASSIC」 ¥19,800

そして、ひとつの完成形といえるこの時計に、限定カラーが発売されることが決まりました。

ひとつは、750台限定となるウォールクロック「STATION」。彼がデザインを手掛けた「SAS ロイヤル ホテル」としても知られる「ラディソン コレクション ロイヤル ホテル」で、唯一1960年当時の姿を保ち続ける「606 アルネ・ヤコブセン スイートルーム」の鮮やかなブルーグリーンにアレンジしています。2サイズ展開なので、部屋に合わせて選べます。

もうひとつは、1939年に彼が最初に発表したテーブルクロック「ROMAN」。限定2,000台で発売されるこちらは、デザイン源になった17世紀の時計に対するの思いを表現し、発表当時の技術では実現が難しかった純度の高い白をイメージした、クラシックベージュの文字盤に。

どちらもこの機会を逃すと手に入らないカラーですが、さりげないアレンジでほかのインテリアとの調和も取りやすそうです。11月16日（土）から発売スタートです。