ニーチェアエックスが55周年。オイルフィニッシュの限定モデルの登場や、イベントもあるようです。

新居猛によってデザインされ、“カレーライスのような椅子”という言葉でも有名な「ニーチェアエックス（Nychair X）」が、今年で誕生から55周年を迎えました。それを記念して、限定モデルの発売やイベントが行われるようです。

カジュアルなルックスと折り畳める利便性に、包まれるようなたしかな座り心地。ユニークな椅子ながらも、一定した人気があり、近年再評価されている印象もある「ニーチェアエックス」ですが、以外にも歴史は長いのです。

「アンノン原宿」で行われるイベントでは、どのようなアプローチから「ニーチェアエックス」が生まれたのかを知ることができます。その軌跡やアイデアをたどりながら、どのように暮らしのなかに馴染んでいったのかをドキュメンタリーフォトで展示するとのことです。また、イベント会場では55周年限定アイテムのお披露目と先行予約も解禁されます。

チェア ¥62,700

ロッキングチェア ¥66,000

オットマン ¥37,400

登場するのは、12月17日（火）から「ニーチェアエックス」の一部取扱店舗と公式オンラインショップで予約を開始し、2025年2月25日（火）に発売を控える数量限定の品々です。

まず「ありのまま、自然のまま」をコンセプトに、オイルフィニッシュで仕上げた「ニーチェアエックス」「ニーチェアエックス ロッキング」「ニーチェアエックス オットマン」の3種。通常はビーチ材にウレタン樹脂塗装されていますが、オイルフィニッシュ仕上げによって、木の手触りや木目などの風合いをより味わえます。

いままでもオイルフィニッシュがたまに登場していたようですが、今回はシートも違います。定番のホワイトのほか、セージーグリーン、ペプルグレーという新色もラインナップに。これらの柔らかな色合いは、チェアの交換用シート（¥18,700）とオットマンの交換用シート（¥8,800）でも発売になるようです。

そのほかにも、好評を得ている2024年限定の「ニーチェアエックス 2024モデル」も数量限定で置かれます。さらに、生産や流通の過程でわずかな傷がついた製品や交換用シートを再生した「RE：ニーチェアエックス」という特別価格での販売があるほか、会場で「ニーチェアエックス」本体を購入したひとには、国産ケアブラシのプレゼントもあるそうです。

イベント期間中は、「桃松園」による盆栽、「堀田カーペット」のラグ、「エレメンス（elemense）」のフレグランス、「アトマダ寝具店」のムートンラグなども並びます。そして、金〜日曜は「アーン チャイ&ティー（uRn chAi＆TeA）」のキッチンカーの出店もあります。7日（土）には、マーテル（MARTER）によるスペシャルライブもあるので、その世界観をグッと感じてみてください。