フイナムでも度々ピックアップしているファッションブランド〈チェイス（CHASE）〉。
デザイナーは非公開ながら、アイテムひとつひとつに宿る迫力はただごとではありません。
生産は変わらず、フイナムでイチオシしてきた〈アンセルム（ANCELLM）〉が担当しています。〈アンセルム〉のいまの人気を考えると、すごい座組みだなと改めて。
そしてこの度、待望の新作がドロップされました。今回のテーマは、「ハイスペック＞オーバースペック」。
クオリティが高いのは当然、必要以上の”伝わらない”スペックはいらない。ハイスペックではあるけれど、オーバースペックにならない限界値を探ったという繊細なクリエイションです。
¥44,000
まず、ブルゾンからご紹介いたします。生地に撥水加工を施し、製品にしてから再度加工を行なっています。最大の特徴は、ナイロンをカットソーミシンで縫製しているところ。大胆にフラットシーマで切り替えられたボディやラグラン箇所、袖に大きくクロスするディテールは他には絶対ない技術とのこと。
というのも、普通ナイロンのアイテムは少しでも穴を開けない様に縫うのが常識であり（穴が空いたら破れたり水が入るので）わざわざ針数が多いミシンで縫うメリットがないのです。
製品にしてからもう一度撥水加工をするという、一手間ふた手間を加えることで、水が入らない構造になってます。あえて裏地はつけずミドルレイヤーとしての提案となっています。カラーはブラック、グレー、グリーン、マンダリンの4色。
お次はブルゾンと同素材のスノーパンツです。
¥36,300
ブランドでは定番になりつつあるパンツの進化版で、ウエスト部分のドローストリングが二点留めに。パンツに関してはデニムミシンで縫製しており、静電気を防ぐためにメッシュの裏地を使用しています。ナイロンとは思えないくらい、パッカリングが出ているのが特徴です。
そして羽織るだけで異常におしゃれな雰囲気が出るベスト。
¥35,200
ナイロン100%でありながら、光沢感を打ち消したマットな質感で、生地にデニムと同様のウォッシュ加工を施し、その後に撥水加工をしています。脇から裾にかけての立体裁断が特徴で、こちらもデニムミシンで縫製をしています。
アウターの上からでも、Tシャツの上からも着られる汎用性の高さもポイント。ブラック、ブラウンの2色展開です。
最後は、凹凸が強いワッフル生地で作られたクォータージップのアイテム「ワッフルタンカー」。
¥30,800
ウールを少し入れることで、コットンだけでは表現できない膨らみが生まれました。肉厚で生地の伸びや垂れが起こらないようにナイロンもミックスした特殊な生地と、ワッフルの陰影がはっきり出るような特殊な編み方が特徴です。
本来インナー要素の強いワッフルが主役となりました。
というわけで、どのアイテムも緻密に、そして大胆に練り上げられた逸品ばかり。
すでにオンラインストアで購入可能となっています。上記にない写真もたくさん掲載されているので、まずは閲覧してみてください。
