こう来たか、キジマ タカユキとカーニー。ネイビーブルーのセルロイドで、ウェリントン型のアイウェアなり。

長らく受け継がれてきた職人技を守りつつ、デザイナーが見聞きし肌で感じたことをアイウェアに溶け込ませる。〈カーニー（kearny）〉とはそういうブランドです。

編集部内でも愛好家が多いブランドですが、このコラボのニュースはそんな玄人の心を掴んで離さないはず。

コラボ相手は〈キジマ タカユキ（KIJIMA TAKAYUKI）〉。

そもそもの話をすると、本作は〈キジマ タカユキ〉の10周年を記念して制作されたもの。昨年9月より10カ月連続でコラボレーションを発表していて、今回は6個目の企画というわけです。

出来上がったのは、希少なデッドストックのネイビーブルーのセルロイドを使用した、ウェリントンのアイウェア。もちろん福井県鯖江市の職人によって製作されているので、クオリティは間違いありません。レンズにはスモークグレーを採用しています。

ブラックほど無骨で重々しい雰囲気はなく、極めてカジュアル。なのに、普通という言葉で片付けるにはもったいない、ふしぎな特別感があります。〈キジマ タカユキ〉のコレクションの美学とも通ずる部分があります。

「アイウェアは顔周りの印象をガラリと変える力があり、ヘッドウェアと通ずるところがあります。帽子とサングラスでバランスが取れたら“言う事なし”」と語るのは、〈キジマ タカユキ〉デザイナーの木島さん。

この1点があるかないかでだいぶ印象が変わりますし、この1点にこだわれるひとがたぶん本当の意味でファッションを楽しんでいるひとなのだろうと思います。

発売は2月3日（土）より、発売詳細はインフォメーションよりご確認ください。