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栗原道彦フリーバイヤー(?)1977年生まれ2010年に有限会社ロストヒルズを退社。2011年よりフリーでの活動を開始(?)。

クリちゃんがイクッ。

栗原道彦
フリーバイヤー(?)

1977年生まれ
2010年に有限会社ロストヒルズを退社。
2011年よりフリーでの活動を開始(?)。

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四つ目のおっさんと赤いガチョウ。

2010.05.08

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本日はこないだ入荷した雑貨の中からカワイイ2匹のご紹介を。

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<"FOUR EYED MAN" CERAMIC DECANTER, ¥10,290> SOLD
まずはローブローアートなどでもよく見かける4つ目のおっさんモチーフのデキャンタから。
このモチーフは50~60年代頃に流行ったモノなんですが、アンティーク雑貨では栓抜きやデキャンタなどお酒にまつわるアイテムがほとんどで、これは人間の目を2重(4つ目)にすることで「視界がボケて物が二重に見えるほど酔っている様子」を表現しているからなんだそう。
また腹には「KWITCHERBELLYAKIN」と謎の言葉が描かれており、コレを持っていたディーラーに意味を聞くも「多分、酔っぱらって何言ってるか分かんないってことじゃない?」とのことだったんですが、さっき辞書等で調べてみた結果、実はコレ「QUIT YOUR BELLY ACHIN'(グダグダ文句言うんじゃねえよ!)」という意味で、白人の低所得者が使うなまった英語を表しているようです。

CIMG6083.JPG CIMG6093.JPG
ご覧のように帽子が蓋になっているのでデキャンタとしての機能もちゃんと果たしますが、まあ普通に飾りとして使うことをおススメします(笑)。
このおっさんもそうですが、50~60年代頃のセラミックは日本製のモノが非常に多いですね。

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<Lee HICKORY WORK CAP for "Buddy Lee", ¥5,145>
ちょうどこんなモノがあったので、試しにおっさんに被らせてみたら予想以上にハマってました。。。

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<"RED GOOSE SHOES" PLASTER STORE DISPLAY, ¥16,590>
続いてコチラの赤い鳥は「レッド・グース・シューズ」の石膏製ストアディスプレイで、恐らく40年代頃に作られたモノだと思います。
「レッド・グース・シューズ」はオールドのオフィサーシューズなどでよく目にする「インターナショナル・シュー・カンパニー」傘下の子供靴ブランドで、60年代頃まではこういったストアディスプレイの他、おもちゃ、トークン、ステショナリーなど様々なノベルティーを使って子供の心を揺さぶっていたらしく(笑)、アメリカのアンティークマーケットでは昔からよく知られた存在です。

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ご覧の通り、首周りにダメージ、リペアがありますが、その分お値段はこの子と同時に入荷したもう1羽(SOLD)の半値以下とお求めやすくなっております。

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足周りにも若干の欠けがありますが、まあコチラは特に気にならないレベルかと。
また底面に穴が開けられており、コレは当時、実際にディスプレイされていた際、転倒して壊れないようにスタンドのようなモノを差していた跡だと思います。

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ただし、やはり首のほうのダメージ、リペアは正直それなりに目立ってしまっています。なので気になる方の為にこんなお洒落(?)バンダナを付けて販売していますので。

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