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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日のB級グルメ@半田

2012.01.09

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愛知県には「生せんべい」という食べ物があります。お米を原料にした柔らかい食感のお菓子で、黒糖や蜂蜜で味付けがされていて、子供の頃は父親がたまに買ってくるのを食べるのが楽しみでした。大学入学を機に上京するまでは、このお菓子が全国で食べられるものではないことを知りませんでした。昔は東京でもたまに食べたくなったことがありましたが、しばらくはその存在を忘れていました。それが今回の帰省で無性に食べたくなり、製造元の半田市にある「総本家田中屋」へ。

昔は近所のパン屋とかでも買えた記憶があるけど、最近はそういったお店自体が大型店の大量出店の影響でなくなっちゃってる。実家のある西尾市から半田市は、隣接する碧南市と半田市を結ぶ衣浦海底トンネルを使えば15分ほどで着きますが、地元の人はよほど急ぐことの無い限りは無料の衣浦大橋経由で行くことが一般的。なので自分もそうします。それでも25分ほどで到着。黒糖と蜂蜜の組み合わせの定番はいまだに260円。20年以上前からそれほど値上げしていない気がします。最近ラインアップに加わったという西尾名産抹茶を使用した抹茶味の切れ端も一応抑えで購入しておきます。

久々に食べてみると昔ながらの味で美味しい。甘さもくどくないし。小腹のすいたときに最高のおやつですね。あと炭水化物だし、糖分もたっぷり含んでいるからマラソンの前日に食べたり、当日の朝食にすれば栄養補給にも最適かと。消化も良さそうだから。残念なのは日持ちがしないから東京に持って帰ってレース前に食べるということができない点。なので名古屋近辺で行われるレースのときはぜひ試してみようと思います。東京でも売ってくれたらいいのになぁ・・・。


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こちらが定番の「生せんべい」。黒糖と蜂蜜です。3層になっていて、昔はキレイに剥がせたんですが、今のは3層構造を継承しつつも、分離できないみたい。この剥がす作業が楽しかったから、ちょっぴり残念。でも味は昔から変わってなくて、一安心。あと260円というリーズナブルな値段をキープしているのも嬉しいところ。父親によると一部のスーパーマーケットでも購入できるらしいのを後になって聞きました。半田市出身の格闘家、光岡映二選手も子供の頃食べてたんだろうな。


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実家のある愛知県西尾市は全国一の抹茶の生産で知られていて、ハーゲンダッツの抹茶味に使用されているのも西尾産。そんな西尾産の抹茶を使用した「生せんべい」も最近になって仲間入り。毎日は売っていないらしく、金曜日と土曜日のみの販売。この日はたまたま切り落とし(250円)が買えました。抹茶の風味がいいけど、自分は黒糖味が一番好きだな。


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まず条件ありきで結婚相手を探す人もいるけど、条件ありきで人は好きになれない。少なくとも自分は・・・。

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