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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日の1足

2012.06.17

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June brideという言葉があるように、6月は結婚式の多い月だったりします。先日も知り合いの結婚式がありましたが、生憎の雨。それもかなりの雨量なんですね。こんな日にはエドワードグリーンとかジョンロブとかは履きたくない。そんなときに活躍してくれるのが、J.M.WESTONのゴルフこと641。14年前にフランスワールドカップ 日本対アルゼンチン戦を見に行った際にサンジェルマン デプレのお店で購入しました。観光客でごった返しているシャンゼリゼ店よりもゆっくり買い物できたのを覚えています。

さて、このゴルフですが、自動車でいえば装甲車の印象。ちゃんと手入れすれば20年は履けるというのも頷けます。その分足に馴染むまでに時間がかかり、その痛さ、他を寄せ付けずダントツ(笑)。「サイズ間違えたかなぁ?」と自己嫌悪に陥るほど。それが数十回痛みを我慢して履くうちに、足の一部みたいな存在に変化していく。水にも強い構造なので、前述の結婚式の日も大活躍してくれました。

結婚式のような場には正式にはストレートチップなど、よりドレッシーなシューズを選ぶべきなのはもちろん知っていますが、あまりにひどい雨だったので。
あと最近結婚式に出席すると、そこまでみんな気にしていないというのも実情だし。

昨今の美しいフォルムのシューズと比較すると洒落っ気のない無骨なシルエットですが、それだからこそ長く付き合えるのではと思いますね。

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