今日の1着 - 履けばわかるさ、着てもわかるさ（南井正弘）

2012年の1年366日、最も着用したアパレルがMARC BY MARC JACOBSのTシャツ。中でもトリブレンドと呼ばれるポリエステル50%、コットン38%、レーヨン12%の混紡による霜降りTシャツは大のお気に入りとなりました。これは'70年代に流行したマテリアルですが、オルタナティブやアメリカンアパレルといったブランドが多用することによって、再びポピュラーになった素材ですね。このマテリアルを使用したTシャツは肌触りがよくて、一度着るとクセになり、1年のうち300日はMARC BY MARC JACOBSを筆頭に、この素材を使用したTシャツを着ていたと思います。盛夏以外はもっぱらインナーとしてですが。

最近では他ブランドでもこの素材のTシャツを見つけると、注目するようになりました。特にカッコイイなと思ったのはDC SHOESの展示会で柿添さんと福地さんが着ていたNVRBRKNのコレクションからリリースされた1着。ベーシックなデザイン＆マテリアルミックスでありながらストリートテイストのグラフィックをプラスすることによって、独自の世界観のプロダクトに仕上がっているところが魅力的でした。

現代におけるトリブレンドTシャツの代表選手がMARC BY MARC JACOBSの地名プリントコレクション。最初にPARISモデルを手に入れてからMIAMI、NEW YORK、HOLLYWOOD、LONDON、LAS VEGASと入手し、最近になって二代目デザインのPARISモデルも手に入れました。テロっとしたソフトなこのTシャツの着心地はホント病み付きになります。シルエットも自分の体型にフィットするし。ひとつ注意したいのは、このマテリアルは乾燥機にかけなくても結構縮むという点。自分はUSサイズのMでジャストフィットです。

シューズ、アパレル、ヘッドウェアetc.からなる魅力的なコレクションが高い人気を得ることに成功しているDC SHOESのNVRBRKN。トリブレンドのTシャツは、このコレクションにもラインアップされています。よりストリートテイストのトリブレンドTシャツを探すならオススメのコレクションだと思います。ちなみに写真のモデルは日本未展開モデルですが、他にもカッコイイトリブレンドTシャツが揃っています。