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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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小さなウソ

2006.05.23

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昨日も書いた佐賀の小学生ひき逃げ連れ去り事件。容疑者はほぼ特定されたようだ。指名手配中とのことだが、普通こうなると観念して出頭するしかない。しかしまだそんな情報はない。思い詰めて最悪の選択、なんてことになってなければいいが。仮にそうだとすると取り逃がした白バイ警官に非難は集中する。


ああ、やるせない事件。誰にとっても不幸な事件。容疑者が初動判断を過ったため、こういう状況になっている。


小さなウソについて昨日はちょっと考えた。


相手のためというか気を利かしてついたウソが、実はものすごく相手にとって迷惑になる場合がある。
つまらないウソよりも、正直に言ってくれた方が、何倍も助かるのにウソをつく人にはそのことが分からない。
ちょっとしたダブルブッキング、待ち合わせ、いろんなシチュエーションで優柔不断な態度とウソで何度もイヤな気分になったことがある。


こうした事件は、それの延長にある最悪手と思う。


ところでひき逃げ事件。
その昔、ひき逃げなんてほぼ100%の確率で容疑者が特定されていたような気がするのだが、最近ではそうではないらしい。というのも道を歩いていると、よく交差点などに「ここでひき逃げ事件発生。目撃者は連絡を」などという立て看板をよく目にするからだ。ちなみにうちの近くで3年ほど前にあったひき逃げ事件もまだ解決されていない。


塗料片やタイヤ痕などから車種と特定し、登録車両をしらみつぶしに潰していって、容疑者を捕まえるという昔の刑事ドラマのような捜査では、もう追いつかないのだろうか。車両が多いのか、修理工場が多いのか、警官が足りないのか、なんなのだろうか。

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