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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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アーミッシュの学校へ男が乱入

2006.10.03

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 こんなニュースを聞くと(まあ読んだのだが)、時代なのだなと思う。
「巨人戦ナイターの年間視聴率、初の1けたに 関東地区」だ。
雑誌は売れない本も一部のベストセラー以外は壊滅で、どんどん本屋も潰れている。ゲーム業界もパッとしないし、テレビの合計視聴率も低下傾向。
他にも楽しみや時間をつぶせる事柄が多い世の中。こうなるのも摂理なのかもしれない。
余暇の活動時間なんて、仕事を普通にしているのであれば、平日はほんの数時間しかない。そんな時間で新聞を読み(最近の若いのは読まないか)、ニュースを見聞きするという最低の情報収集をのぞいてしまえば、使える時間はあとわずか(一応、社会の情報収集というのは国民の義務だと個人的に思っているので)。後は睡眠時間を削るしかない。
もちろんみんなそんな眠い目をこすって「24」とか「チャングム」とか観ているわけだ。現代人は大変なのだ。
そんな現代人に向け、企業はあれこれ商品やサービスを売る努力を日夜研究・努力している。
しかし野球に限って言えば、ここ数年、巨人一極主義はいかんという風潮であったが(まさに正論!)、その代わりお客さんを失ったとも言える。いびつな形であったが、巨人一極というビジネスモデルの方が、あれはあれで良かったのではないかという逆説の検証などを誰かしないものか。仮説としては面白いと思うのだが。
パリーグがプレーオフをしているが、あれはとても面白い。まるで痛みに良く効くカンフル剤のようだ。
しかしそうした頓服薬は、耐性が生じるのである。前にも書いたがレギュラーシーズンは反比例してどんどん盛り下がるのではないかと要らない心配などをしている。
こう書くと、アメリカのメジャーリーグはどうなの、という反論もあるだろう。まあそれもそうだが、マーケットがまったく違うからなあ。
つらつらととりとめのないことを書いてしまった。
本日も多くのワイドショーニュースがてんこ盛りの日である。
個人的にはアメリカ・ペンシルベニアで起こった、アーミッシュの学校に男が押し入り、銃を乱射し学生を数名射殺したというニュースに興味が湧いた。文明生活をアボイドしているアーミッシュの子供たちを襲う理由は何なのか。続報を待つしかない。その昔、興味があり、この近くのアーミッシュの村に取材に行ったことがある。だから余計である。
アーミッシュを知らない人は、ハリソン・フォード主演の映画「刑事ジョンブック」を観てください。なんとなく分かると思います。
その昔、オリーブ少女はアーミッシュやシェーカーのライフスタイルに興味津々であったなあ。今で言うリアルなロハススタイル。不便なだけとも言えるが。本物のロハスは何か、調べるといいかも。

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