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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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脳の退化

2006.10.05

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 最近電話の数字ボタンを良く押し間違える。8を押そうとするのに5を押したりとかね。記憶力の問題か、反射神経の問題か何なのか? 原因は脳にいくつくと思う。少し能力が後退しつつあるのだ。経験は増えるがこうした能力は衰えていくのである。
こうした脳の衰えをゲームで数値化できるということで大ヒットしたのが例のニンテンドーDSの「脳トレ」だ。確かに面白い。
さらに最近衰えているのが言語である。まず日本語の単語が出てこない。人名や固有名詞などは特にそうだ。日常使っている言葉がこうなのだから他国の言葉はさらにひどい。上手いヘタはともかく、ぼくには日本語の他に話せる言語がいくつかある。しかしこれらがこのところまったく呂律の回らない状態で、猛スピードで退化している。非常にまずい。
そんな脳の働きを活性化させるのにあの公文式がいいという話を聞いた。そう単純な計算、そして書き取り。この繰り返しが脳にいいのだそうだ。百式もいい。
で、早速昨夜から自宅でコツコツと始めようと、深夜のスーパーまで問題集を買いに行ったのであるが、問題集のそのあまりにも小学生的な佇まいにちょっと引いてしまい、結局収穫無しで家に戻った。
きっとネットのどこかにそういうのは落ちていそうだ。 
といいつつキーボードでやってもあまり効果はないかも知れない。あれはペンで書くという行為にも大きな意味があるのだ。
便利は脳を退化させる。もちろん運動機能も。テクノロジーがあまりにも進みすぎた未来の人類は、一体どうなるのだろうか。

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