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戦争のできる国へ
2007.01.09
高校サッカーは岡山の作陽を応援していたのであるが、決勝戦で負けてしまった。ものすごく残念だ。天気も良かったので国立まで応援に行こうと考えたが、自分のサッカーの試合の時間と重なったため、断念した。なにせ出身県。おらが街の代表だ。どうにもこうにも熱が入る。こうした愛郷心というのは誰から強制されるわけでもなく、自然と沸き上がってくるものだ。負けたからと行って相手の盛岡に対して敵愾心を持つわけでもなく、お互い良くやった、とねぎらいたいくらいである。
愛郷心、愛国心なんてものはこうして人々の胸に自然に形作られる。誰かに強いられて、あるいは教育されて形成されるものではないのだ。
今日から防衛庁が防衛省になる。当たり前だが名称が変わっただけではない。考えすぎかも知れないが、これで戦争ができる国へ一歩近づいたような気がする。教育現場で愛国心を教えるとか、自衛隊の活動をもっと活発にさせるとか、いまの政府はよほど戦争がしたいみたいだ。そんなに戦いが好きなら政治家同士がリングに上がって戦えばいいのにと思う。よくサッカーが国同士の代理戦争に例えられるが、それよりも政治家同士の戦いの方がより実務的だ。
きっと誰も応援しないと思うけど。
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