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爆発炎上
2007.11.05
土曜日の昼過ぎ、出先から家に戻ると家の周りが消防車だらけ。警察のクルマもちらほらあった。わけがわからずクルマを駐車場に止め、野次馬が集まる方へと歩いていった。
ぼくの住む共同住宅は、ちょうど小さな交差点の角にあり、そのはすむかいに自動車の修理工場がある。その一階のショールームというのだろうか、オフィスの中が完全に消失し、そのビル自体も煤で真っ黒になっていた。
野次馬のひとりから大きな爆発音があり、その後火事になったと聞いた。しかしその爆発の原因はわからないという。見るとショールームの中にあったクルマとバイクが焼けて原型をとどめていない。ものすごい火事だったことが想像できる。
ショールームの上は住居になっているので住人達はさぞ驚いたことだろう。しかし火事は1Fのみを焼いたようで、大事には至らなかったのが不幸中の幸い。
そして昨日の日曜日。素晴らしい天気に誘われ、ふらふらと外出しようと玄関を出たら、その無惨な火事の跡が目の前に。なんとなく違和感のようなものを感じ、ふと見上げると現場の真上のベランダに洗濯物が。火事の翌日、外壁が煤だらけのビルである。
まるで何事もなかったように日常の生活は逞しく淡々と続いていくのだなあと考えると何か妙な勇気のようなものを貰ったような感じ。
そうね、お通夜の席でも笑い声が上がるようなもんか。
人間って逞しいね。
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