痛い - 代官山通信（蔡 俊行）

　足が痛い。
腸腰筋というのだろうか、足の付け根の部分も筋肉痛だ。いわゆる“コマネチ”線。
やはり市民マラソンとはいえ競技会は、トレーニングのマイペースで走る運動とは大きく違う。ちょっとムリしてスピードを出したり我慢するものだから体へのダメージが大きい。
結局参加はぼくを含め8名。エントリー時点では15人くらいいたようなのにドタキャンというか逃亡したヤツらが多かった。
素晴らしい天気の下で（気持ちよく）走った。
しかしレースは進行上、スタートが分けられていてぼくら男どもは女性より20分早めのスタート。つまりレース中、まわりは男祭り。走っている女性は３割り増し可愛く見えるという法則の発見者としては楽しみが半減である。今度は混合で走れるレースにしよう。
それはともかく。
途中、スタイリストの田中とのデッドヒートに打ち勝ち、目指していた2時間切りを達成した。1時間54分。ロクに練習できなかったわりにはまあまあでしょう。
その後、焼肉屋へ移動。しかし疲れでビールも食も進まず。
家に帰り、シャワーを浴び、野口みずき選手のすごさに感動し、涙した。その後は気絶したようにお昼寝。夕方体のトリートメントということでスポーツマッサージに行ったのだが、重だるい体の疲れを癒すまでにはいかず。
夜、馴染みの寿司屋で今シーズン初の熱燗で体を温める。こちらでもあまり食が進まない。酒量もそれほどでも。しかし河岸を家に変え、美味しいワインをいただいたところからなぜか絶好調。深夜にはグラッパなどで酔っぱらい状態。
熱いお風呂に入って寝ようと思ったが、これでは危険との判断でそのまま布団へ。
2秒で寝てしまった。