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ハイサイド
2007.11.26
昨日日曜日の夕方、携帯に一通のメールが届いた。ぼくの担当編集者、S社のT君からのメールだ。
バイクで事故を起こしたとあり、入院するという。翌日、つまり今日、二人で出かける予定があったものだがらそれをキャンセルさせてくれと。びっくり。
すかさず返信したところ、鎖骨だけでなく肋骨もやっちゃったとまたメールが戻ってきた。呼吸が苦しいらしい。うーむ。気の毒だ。
それ以上の情報がないのでよく分からないのだが、家に戻って医者に行き、そのまま入院するというメールの内容から考えると公道での事故ではなく、サーキットでの事故なのかも知れない。週末となると彼はサーキットに出向いて練習走行を常にしていたのだ。
確かサーキットは土浦かそこらあたりだったような。すると転けた後、痛む鎖骨と肋骨をかばいつつバイクを軽トラに乗せ、タイダウンをギュッと縛り、常磐道を自分でマニュアル車を運転して帰ってきたのか? それならかなりの精神力だ。
自分にもこういう経験は何度もある。サーキットでもサーフィンでもサッカーでも。
出先で大けがして帰る道すがらというのは、どうにも惨めで寂しいものがある。まあそういう経験をうんと積んだからこそ、いまではもう何もやらない無趣味人間に成り下がっているのだが、個人的な優先順位からするとそれは自然の摂理。
しかしこういう怪我というのは翌日の朝がいちばん辛いんだよね。
とんだ三連休。慎んでお見舞い申し上げる。
どんな転け方だったか今度教えてね。まあそれだけの怪我というのはハイサイド喰らったとしか思えないんだけど。
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