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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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iPhone 7月11日発売だって

2008.06.10

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 ムーアの法則、つーうのがある。
一般にはコンピュータなどの集積回路の性能が、18ヶ月毎に倍になるというものだ。さらに平たく言うと一定期間ごとに性能はあがり、価格は下がるということだ。
アップルのiPhone、先頃ソフトバンクとアライアンスを組んだとリリースがありました、であるが、なんともう7月11日に発売というからびっくりした。年内と言っていたから早くて秋くらいと思っていたのに。
で、この新しいiPhoneのキャッチコピーが、「2倍早くなって、価格は半分に」というものである。なるほど。
先日、友人たちとiPhoneを買うかどうかという話になった。オヤジ3人で膝つき合わせての議論だ。
結論は、今のままのサービスでは購入は見送るというものだった。
その理由がなんとみんな同じ。
つまりおサイフ携帯サービスが使えないのが不満ということである。
そうなのだ。いまや電車やコンビニはいうに及ばず、タクシーや飛行機まで自分はおサイフ携帯のサービスを見事なまでに使っている。この便利な機能の味をしめるともはや後戻りはできない。
いま使っている携帯はソニーのウォークマン携帯だが、ミュージックプレーヤとカメラなどはほとんど使わない。通話、メール、そしておサイフ代わりである。
よくよく考えてみると別にワンセグもいらないし、いまの携帯で充分満足しているのだ。デザインも嫌いじゃないし。
でも、微妙に古い携帯を持っているとどうもみなに古いの使ってるねと指摘されてあまり気持ちよくない。
自分の満足度はさておき、人の目が気になるという意味では携帯はやはりファッションアイテムなのだなあといまさらながら実感する。
そのように考えると、先日発表したdocomoの906シリーズは、もうどうしようもないくらい眼中の外。気の毒になるようなデザインである。
あれは人数の多い会議で、多数決などでどんどんアイデアが削られて角の取れたデザインになった典型ではないかと推測する。大体デザインなどを大勢の意見で善し悪し決めるなんてナンセンスである。デザインに限った話ではないが。
こういうものは、一人の優秀な人物が熟考したアイデアのトップダウンで進む方が良い。失敗するかも知れないが、ハイリスクハイリターンに熱狂的な信者は生まれるのである。
ちなみにぼくはアップル信者です。

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