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打合せ
2008.11.06
おとといは一日中打合せであった。ひとつ終わると次。それが終わると次。話す相手と議題が変わる。その都度、頭を切り換えなければならないのであるが、最近のぼくはメモ魔と化しているので前回の議事を紐解きつつ、瞬時に対応できるのだ。
打合せ。いつも普通に使っている言葉であるが、会社や業界によって言い方が違うところもある。
電話をして担当者が不在な場合、線の向こうの人が「○○は商談中です」なんて言われることがある。この時ぼくの頭に浮かぶのは、億を超える取引の交渉をしているの図である。
しかしこの「商談中」というのは普通に会社などで日常的に使われている言葉だ。
しかしぼくらのような制作とか編集の人間にとっては、人との会合が特に商いに直結しないことが多いので通常「打合せ」といってしまうのである。
つまり商品を売買している会社は「商談」。アイデアなどのソフト面なものごとをやりとりする会社は「打合せ」。乱暴に線を引くとそんな感じか。
高額なビンテージギター屋などに行くと、ギターに「商談中」の札が貼ってあることがある。あれ、どこまで商談が進んでいるのかいつも気になるのである。前金をいくらか入れてキープしているのか、あくまで口約束でいついつまでキープお願い、としているのかどうなのだろう。
横から登場して、値をつり上げても良いからそれ寄こせ、なんて札束で横っ面をひっぱたくような邪な紳士などの登場はないのだろうか。
ヴィンテージギター屋の店主は基本札束にはなびきません。
値札に記された金額と約束した期限で相互信頼が成り立ちます。
実は今古いMartinを検討中です。