今年もよろしく - 代官山通信（蔡 俊行）

　新年どうも。
会社からの年賀状を廃止して数年経つが、やはり来年は復活させようかななんて思った年明けでした。
朝、会社に来て年賀状を手に取り、皆さんの顔を浮かべるというのは非常にいいもんだななどとあらためて感じました。
年賀状を止めたのは、まあいろんな理由があります。
メールの発達やエコロジーを理由にした経費節減、その他ややこしい理念とかなんやら。しかし年取るにつれて歳時記毎のイベントは大切にせなあかんなと。かように考えた次第。
なので今年の年初の決意として、暑中見舞いを出してみようと心に誓いました。ばかばかしい誓いですね。

休み中はヒマがあれば読書でした。何冊読んだやら。長いのから短いのまで。軽妙洒脱なのから重厚長大まで。もちろんミステリーも人文系もオールジャンルで。
なかでも村上春樹さんの「意味がなければスイングはない」は白眉でした。単行本では既刊ですが、暮れに文庫化されたものを初読しました。文章を読んでやたらと音楽が聴きたくなりました。しかもいい音色で音楽が聴きたくなりオークションでアンプを競り落とそうなどと画策していたお正月でもありました。
しかしネットの情報って時間をかけて様々な角度で分析してみるとおぼろげながらその正体が分かって面白いです。いわゆる4大メディアだけでは得られないバイラルな意見などがそこここに落ちているので非常に参考になる。こういうのはさらに加速しているわけで我々のやっている「フイナム」なんてものの考え方も変えなくてはならないのかなと漠然と考えたりします。

昨日日曜日は久しぶりにフルコートでのサッカーを楽しみました。相手は中高生。もう体がついていかず胸トラップの空振りなど珍プレーの連発でした。良い天気でいい汗をかいてやはりサッカーは楽しいと再確認した次第です。
今月はハーフマラソンがあります。仕事もそうですが、無理せずマイペースを維持することが大事ですね。
みなさんが健やかで豊かな一年になることを祈って年賀状の変わりとさせていただきます。
今年もどうぞよろしくお願いします。