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放送局へお願い
2009.11.11
地デジとか有線とかCSとかなんとかで、多チャンネル時代がすぐそこにという惹句をそこここで目にしたり耳にしたりする。これ以上、つまらん番組を増やしてどうするんだという話は置いといて、多チャンネル化するのであればお願いしたいことがひとつある。それは従来の放送の時差放送である。
ずいぶん前になるが、ニューヨーク滞在中、映画を見に行くことになった。どんなタイトルだったかは忘れたけど、結構な話題作が映画館にかかっていた。在住の友人の案内でローワーイーストサイドの映画館に行ったのだが、そこはいわゆるシネマコンプレックス的なつくり。つまりスクリーンがいくつもある劇場だった。
その劇場では、その日、その話題作をすべてのスクリーンでかけていて、時間差で客を入れるというシステムを取っていた。つまり20分くらいの時間差で、その作品が見られるのである。最大待っても20分。これなら放映時間など気にせずいつでもふらっと立ち寄れる。これ、いいアイデアだなあ、なんて当時は思っていた。
日本のシネコンでこういうことをしているのかどうかは寡聞にして知らない。もしかしたらあるのかも知れない。
それはともかく、こういう時差放映をテレビでもぜひお願いしたい。昨夜帰宅が遅くなり、ニュースショーで話題の逃亡殺人容疑者のニュースを見たかったのだが、もうショータイムは終わっていて深夜番組の時間帯だった。
そして今朝。すこし寝坊して朝のワイドショーも見過ごしてしまった。
例えば1〜2時間毎の時差で、BSとかCSとか地デジとかの別チャンネルで一日のすべての番組を放送してくれるといいのになと思った次第。いまやいろんな時間帯に活動する人たちがいるわけで、結構これで視聴時間の落ちているテレビに人は戻ってくるんじゃないかと思うんですがね。おまけに録画視聴も減り、結果CMスキップも減って、減っていく一方の広告費も少し戻ってくるかも知れない。なんていいことずくめなことを書いても誰もやらないでしょうね。
NHKでは大河ドラマとかは以前からやっているんですけど、ね。やじ馬テレビとかもBSで時間差で観れますよ。でも、圧倒的に少ない。スポンサー問題やタレント二次使用問題もあるんですが、企業努力たりないですからね。テレビ局の上層部も保守的なんですよね。新しい画期的なことがあると、よほど売り上げが見込めない限り。「賢明」とか、「気が利いている」というメリットに反応しないんですよ。腐ってますよね。
二次使用の問題とかなかなか難しそうですね。これはぼくの発作的なニーズであって、ほとんどの人には不必要なサービスかも知れませんしね。
やじ馬テレビがBSでやってるって知りませんでした。ちょっとチェックしてみます。でも朝の情報番組の中で最も華がない感じがするんですよね、やじ馬って(苦笑)。