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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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グローバルの力

2009.11.16

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 先週の金曜日、連載始めると言って、最初の更新が雑感日記です。すみません。まだ構成が完成しておらず書き始められません。昨日一昨日の二日間でなんとかしようと思ったのですが、ぐうたら癖が出てしまい、できませんでした。いろいろプライべーな行事もあったというのも言い訳ですが。

 さて、週末のH&Mは、ジミー・チューの靴とバッグの発売で多くの人が並んだとか。 なんだかファッションで勢いあるのは、こんな話ばかりですね。ユニクロの+Jは、あまりの好調ゆえに独立した店舗を出すということになったそうです。そうなるとジル・サンダーブランドはどうなるのでしょう? 路面店も困りますよね。まあジル・サンダーブランドはすでにデザイナーがジル・サンダー自身ではないのでデザインが違うといえば違いますが。

 こんなことが今後もあちこちで起こるのではないでしょうか。ああ恐ろしい。

 週末の原宿にはもうひとつ新しいオープンがありました。ご存知のナイキの旗艦店です。この時期にあの場所に出す体力があるナイキというのもさすがというしかありません。レセプションにお邪魔したのですが、ものすごい人、人、人。勢いを感じました。1階がランニングコーナーになっているというのも時代ですね。

 グローバルブランドの底力というものを感じずにはいられません。いま日本ではユニクロがそのグローバル化に向け進んでいますが、その他ブランドでそんなこと考えているアパレルはないですね。無印はいわゆる先進国的グローバル展開ですが、純粋アパレルではないですからね。

 情報時差とそれを得るためのコストがほとんどなくなったいま、アパレルの経営にはそうした視点が不可欠なのかも知れません。本当にすごい時代に突入しました。

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