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ヤンキー論
2009.11.24
今週も連載に手をつけられそうにありません。すみません。
連休は連休で何かと所用が多く、自分の時間があまりとれませんでした。春に図書館で予約していたヤンキー文化論序説 がやっと手元に来たので、さらっと読んじゃいました。面白かったです。
しかし昨夜の夕食中もちょっとこの話になったのですが、やはり世の中乱暴に二分すると「おたく」と「ヤンキー」に分けられるんですよね。少し無理もありますが。真面目と不良性とも区分けできるのか、ともかく何でもふたつに分けてみると面白いです。
ファッション関係者には血中ヤンキー度が高い方が多いみたいで、出版関係者には、おたく遺伝子が強い傾向が見られます。出版社に入社するには、猛勉強が不可避な環境だったろうし、ファッション関係者の少なくない人は、勉強が苦手でこの道に進んだ方が多いと類推されます。
ファッション誌の撮影現場で、スタイリストやカメラマンをハンドリングできない社員編集者という図は、この手の仕事を少しでもかじったことのある方なら、珍しくない光景として網膜に刻まれていることでしょう。
イラストレーターの故渡辺和博さんと以前、このおたくvsヤンキーの話を会うたびよくしていました。このヤンキー文化論に渡辺さんの力の抜けた文がなかったのがちょっと寂しかったです。この手のことを書かせたら、右に出る人はいないでしょう。というかぼくがファンなだけかも知れませんが。
こうなれば渡辺さんとよく一緒に仕事をしていた右近さんにヤンキー論の続編的なものをぜひ書いて欲しいですね。なんならライノ出版部で発刊できないもんかとちょっと真剣に考えました。
撮影現場でスタッフをハンドリング出来ない社員編集者という図は、
言い得て妙でした。
ナベゾさん、残念です。
あの方が存命でしたら、もっともっと楽しいコラムが読めたでしょうに。
僕のブログなどナベゾさんに較べたら「生きて帰れないですよ」by長州力というよりくり〜む有田。
つ無色の混沌