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シバラマ
2010.04.07
麻薬を密輸しようとして中国で逮捕された日本人が死刑執行されたニュース。今日にも他の日本人が処刑される見通しというから恐怖である。
こちらからみると麻薬密輸で死刑はちょっと行き過ぎな感もあるが、アヘン戦争で国がぐちゃぐちゃになっただけにそれなりの理由なのかも知れない。いずれにせよ、突然こんな行き過ぎな法律ができたわけではなく、あまねく知られていた事実。自国に住む住人も他国に入国する旅行者もその国の法律を事前に知り、そのルールを破らないようにしないといけない。
日本政府が嘆願をしているみたいだけど、内政干渉にまで発展しそうな難しい問題。そういや韓国にも姦通罪というのがあった。つまり既婚者と情事を行ってはいけないという法律。いまもあるのかどうか分からないけど、国によって法律は大きく違う。
オリバー・ストーンが脚本を書いた映画ミッドナイトエクスプレスは、大麻所持からトルコ当局に逮捕されたアメリカ人の物語だった。アメリカでは州によって合法の大麻所持に終身刑。価値観の違いから放映当時から大きな話題になった映画だ。トルコ側から見ると当たり前のことが、アメリカ側から見るとまったく違う。
そういえばマラドーナやポール・マッカートニーが日本に来られなかった理由も薬物使用で逮捕されたからとかだったような。世の中にはいろんな価値観の国がある。それでいいのだ。
さて。
地味な小品的話題作(矛盾してる)「息もできない」をやっと見た。魂をガブッとつかまれてグイグイ揺すらされた。エンドロールの短さを見ても分かるとても低予算で作られた(と思う)映画。お金じゃないんだよなあ。アイデア(脚本)と演出なんだなあ。
どんな人にもオススメできる作品ではないけど、なんとなくぼくの友人たちにはオススメしたい。
こういう映画、日本でもあるのかなあ。あるんだったら見てみたい。あまり映画見る方じゃないので知識量も経験も不足。ここまで「怒り」ばかりの作品でなくてもいいけど。主人公のサンフンと女の子が漢江のほとりの階段で泣くシーンにつられて泣いてしまった。
見ているうちに呼吸が浅くなっているんだよね、この映画。本当に息ができない。
お薦め映画、気になったので昨日見てきました。
(口コミとかにかなり弱い方です、ワタシ。)
で、今朝早速友人に勧めました。
もちろん個人差はあるんでしょうけど、
ハッキリ言って、アバターよりハートロッカーより
響きました。良かったっていう表現よりグサっと
来たって感じでしょうか。
重くこころに乗っかって、今頃ですが息ができません。。。