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代官山考
2010.05.06
なんだか、あけましておめでとうなんて言ってしまいそうな気分。暑いクリスマスはオーストラリアや香港で体験済みだけど、暑いお正月というのはないね。でもそんな錯覚に陥りそう。
今年は春が無くて冬からいきなり夏になったという友人達はいうけれど、いやいやこれから春は帰ってくるよ。あ、でも立夏は過ぎてるんだっけ。まあいいや。
でもいまの季節、空気が本番の夏よりも乾燥しているから過ごしやすい。こういう気候がいちばん好きだ。一年中こんな季節ならいいのにと誰に会ってもそんな話題になる。
今日の昼、代官山のお蕎麦屋でランチした。偶然、近くの建築家の友人が先にいたので同席に。もちろんツカミは気候の話題。食後に外でコーヒーということになり、隣のナチュラルローソンのパティオでモトヤのアイスコーヒーを飲みながら代官山地区に関しての意見交換した。
その友人が先日、パシフィック後に建った新しいビル(1Fにデイシーというブティックのある)のペントハウスを見てきたという。150坪でテラスがあり、景観が素晴らしいとのこと。できたときは強気な坪単設定だったのが、テナント不足でかなりのダンピングをしているらしい。実際金額を聞いたけど、安くてびっくり。いろいろ事情が事情なもんで金額をここで明らかにできない。それにしても新築でこの金額、ハッキリ言って破格だと思った。うちも昨年引っ越してなければ候補に入れるだろう物件である。だいぶ予算オーバーだけど。
それにしても代官山、月毎に空きテナントが増えているような気がするのだが気のせいだろうか。すべてのビルオーナーがそろそろこの街の実力を考えて家賃設定を考えても良い頃だと思う。半年以上空いている物件なんていまでは普通だ。維持するだけで大変だろうに。
入居しやすい賃料になれば、若くて勢いのある人たちのお店がどんどんできるし、それによってまた街が活性化して街に魅力が帰ってくる。そこからまた徐々にレントを上げていってもいいんじゃないかな。
長期的な視点を持って街づくりをするということが大事。昔の静かな代官山が良かったという意見もあるかも知れないが、ここまでディベロッパーにずたずたにされたのだから前へ向かって進むしかない。そうしないと本当にゴーウトタウンになっちゃうよ。
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