上を向いて行こう - 代官山通信（蔡 俊行）

　スティーブ・ジョブスが末期がんであるというニュースを聞いた。twitterで誰かが余命６週間とつぶやいていたが、それが本当なのかどうかは知らない。というか調べてない。でも近年の痩せ方を見ると、がんが相当体を蝕んでいるということは明白である。

　世界でも有数の資産家である氏が、もっとも医療が進んでいるアメリカで治療を受けてもがんという病気の根治はない。

　しかしだ。後輩の女性ライターは、子宮がんになりそれを乗り越え子どもを産んで、いまも元気でぴんぴんしている。術後の年数を聞く限り、もう完治である。こういうケースは相当数あるはずだ。

　ぼくの親友の母親はがん宣告されて20有余年。丸山ワクチンを投与しながらいまも健在だ。

　別のがんにかかった友人が、先日カラオケでゴダイゴのガンダーラを歌ってた。サビの部分を「♫ ガンだーから、ガンだーから」なんて笑い飛ばしながら歌ってた。これくらい明るく病気に向き合えると病気も逃げ出すんじゃないか、なんて思ったりした。

　いまがんで闘病している人たちもきっと大丈夫。上を向いて行きましょう。