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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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何も言えない

2011.04.08

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 さっき原発について文章を少し長めに書いたんだけど、これを読んだらやめる気になった。

 頑張れとか復興とかって、多分、今言うことじゃない

 これを読んだらもう何も言えない。

Comments: 4

仙台在住です。自分は家も家族も無事でしたが、この内容には同意できるところもあります。
特にTVや関東の混乱(買占めや原発報道など)には怒りすら感じます。関東の人で東北の被災地域の放射線量を気にしている人はいるんでしょうか。
昨日の大きな余震に対する避難情報などの報道の少なさ(NHK以外はバラエティをそのまま放送していました)を見ると『ああ、被災地以外の人はもう飽きちゃんたんだな』と感じます。
風化させないためにも情報を発信できる東北の人間は、今までよりも大きな声で『何をするために、どうして欲しいか』を言い続けていかなくてはならないと思います。

 コメントありがとうございます。

東京在住の26歳男です。いつも楽しく拝読させていただいています。


一応、二度の大震災を経験しました。


「帰る家がないのに頑張れるわけないじゃん。」
この言葉、真をついていますし、被災地ではない
場所に住んでいる自分にとっては、虚無感さえ覚
えます。


「地震が起き、大事な人が亡くなり、思い出の詰
まった家が消え、お金を手に入れる術もなくなり
、放射能が漏れる」


こんな最悪なこと、想像すらできません。


なので、私たちができること、それは「前に進む
ことをカバーしてあげること」だと自分は思いま
す。


「家がないから、もう頑張れない」「職がないか
ら生きていけない」「家族がいないから、オレも
死にたい」…。


けど、どこかの時点で、誰もが何らかの形で「前
へ進むしかないじゃん」という結論に至ります。
遅かれ、早かれ。


もちろん家も食べ物も、職もある奴から「頑張れ」
と言われれば腹が立つ。そりゃ、誰だってそうな
ります。


だから被災した人々が、前へ進むという気持ち・
意識を、自意識的に持つことを待ってあげないと
いけない。それは他人に強制されるものではない
はずです。


だから、私たちは、「前へ進みたくなったら、手
を貸してあげるよ。その準備はいつでもしてるよ
」っていうスタンスが一番いいと思うんです。


「何にも知らない第三者が何を…」と思うかもし
れません。けど、結局私達ができることって、そ
ういうことだと私は思います。


稚拙な考察&文章で失礼いたしました。思わずコ
メントを残したくなってしまいましたので…。

guritoryoyaさん

そのとおりだと思います。
いまチャリティだなんだと言って騒いでいるのは、言葉は悪いですが、一種のお祭り騒ぎと変りないと思います(お祭り騒ぎなんて不謹慎な言葉を使ってごめんなさい。でも一番しっくりくるので)。
静かに匿名で寄付したり、日本の経済に貢献したり、guritoryoyaさんのご指摘のとおり、求められたらお手伝いするのがぼくたちができる支援だと思います。
善意を押し売りするのが悪いとはいいませんが、人それぞれ考えがあるので難しいですね。

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