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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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ハイテクポロ

2011.08.16

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 お盆真っ只中。しかし会社は営業中。それでも休みを取っているスタッフも多く、何やら閑散としている。道も電車も空いてるし、集中して作業しずらい。なんとなく半休モードだ。原稿も書かなくてはならないし、来期のことを考えていろいろやりくりしなくてはならないのに。

 先週、久しぶりにゴルフに行った。真夏のゴルフ。給水が目的でレクリエーション活動をしているのか錯覚しそうになった。つまり水をがぶがぶ飲むための遊び。どれだけ汗をかいただろう。午前の部が終わってポロシャツを絞ってみたら脱水前の洗濯物くらいの量の汗水が出た。尾籠な話で申し訳無い。

 もちろん午後の部用に新しいポロを持っていったので、すぐに着替えたが、午後も午後でびしょ濡れの状態。とにかく早め早めの給水を、と喉が渇くことを感じる前にどんどん給水。おかげで食欲も出ず、スコアもそれなり。まあ、久々のことなのでそんなもんである。

 この日持っていったのはコットン100%のフレンチラコのポロシャツ。いまどき真夏にコットン100でゴルフやるというのも石器時代の人みたいだが、ポリエステルのスポーツ系ウェアをもっていないのだから仕方が無い。しかしさすがにコットンには懲りた。というか他人に対して失礼だ。水を浴びたようにスケスケになり見苦しいったらない。

 というわけで早速、スポーツ系ブランドのポロシャツを買いに行った。ナイキとアディダス。が、意外と普通のシンプルなポロシャツというのがないのである。どこかカッティングが凝ってあったり、襟とボディの色が配色だったり。あるいはパイピングなどデザインされているのだ。こちらとしては、フレンチラコ風なオーセンティックなスタイルの素材だけがハイテクなものが欲しいのに。

 そんなことを友人に言ってみるとユニクロにいけばいいじゃんというが、そこはやせ我慢。あくまでスポーツメーカーで通すことに。

 するとそれぞれのブランドでそれなりのものを見つかることができた。ナイキのは普通のスタイルなのだが、生地にドビー柄というか織柄が入っている。そこは個人的にアウトなんだが、他に選択肢がない。あくまで妥協の買い物である。アディダス製のものは背中にスリットがあり、そこが空いている。つまり風通しが良い。素材も肉厚で、汗がすぐに乾きそう。これはいい買い物かも。なんて思って、それを着てまたプレーしたところ、やはり汗を乾かす要領を遥かにオーバーするレベルの汗なのか一向に乾かず、こちらのびしょ濡れ状態に。ただ、コットンに比べ汗を含んでいるように見えないという部分だけがハイテク繊維のメリットらしい。

 まだまだハイテク繊維は進化の中途。さらなる進化が新しいマーケット(ニッチだけど)を掘り起こすと思う。繊維メーカーの方、がんばってください。

Comment: 1

僕はフレンチラコステのポロシャツの下にユニクロのシルキードライを着用してラウンドしています。かなりの汗かきですが見苦しくならないですよ。

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