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また陰謀史観など
2011.09.08
昨日twitterで面白いつぶやきを見つけた。
曰く「月面着陸はアメリカが国威発揚のために作為したねつ造で、キューブリック監督に国運をかけて依頼されたものである。しかしキューブリック監督の映像追求にかける情熱から現地ロケになったことは有名である。・・・というジョークが凄く好き」というものだ。
文末から想像するにこれは語られてきたジョークなんだろう。初耳だけど、面白い。
いわゆる陰謀史観というものがある。フィクションとして読めば面白いのだけど、それが本当だという視点にたつと寒気がするような話である。このいわゆるアポロ月面着陸偽説もいろいろある。その昔、TBSのスタッフであった秋山さんがインタビューで、あれは嘘だったという記事をネット上で読んだ。そもそもその記事自体が偽物でらしいのだが、秋山氏へのインタビュー形式で語られる話の中に「お尻を地面に向けてエンジンの噴射をすこしづつ弱くしながら垂直に降りてくるなんてことはできない。地球でできないことは月面上でもできない」というくだりを読んでなるほどなあなんて思った。
このアポロ陰謀史観への反論はこうだ。
時代が時代とはいえ、世界何百万人の人を騙せるわけがない。それよりかあれがスタジオ撮影だとしたらそれに関わった人はかなりの数にのぼる。そのすべてに緘口令を敷き、噂がまったく漏れないようにする方が月面着陸より難しい。なるほどね。
しかしダーウィンの進化論を信じず、神様が世界を創ったといまだに半数以上の国民が信じる国である。大量破壊兵器の幻想を抱いて戦争を仕掛け、借金で首が回らなくなった国である。殺人を犯したスーパースターが無実になる国である。いわば何があってもおかしくない国だ。
明日からその国へすこしばかり仕事でお邪魔する。とはいっても陰謀史観の調査ではありません。
というわけでしばらくここの更新はなし。もしかすると向こうからすこしばかり更新します。
ま、国民を騙そうと思えばいくらでも騙せる。いまフクシマで起きていることの正確なところはぼくら市井の市民にはまったく分からない。それと同じことは世界中で起きている。よく考えてみると政府もマスコミもジャーナリストも誰が本当のことを言って、誰がウソをついているのかさえもうわからない状態。
東電OL殺人事件の容疑者なんてDNA判定から撤回されてる。どうみても冤罪くさい。ぼくらはそんな世界を生きている。
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