フリクションボール３ - 代官山通信（蔡 俊行）

　パイロットのフリクションボールという例の消せるボールペン。社内でも社外でも使用者が増加中で、ついあなたもですかというような話になる。ペンというプロダクトとしてのデザインに関しては？マークなんだけど、コンセプトと技術からすると他の商品を遥かに凌駕しているものだと思う。

　ぼくは長いことフランスはBicの４色ボールペンを使用してきた。頭にポっちのついているやつね。下半身がオレンジのものは0.7mmでブルーのものが1.0mm。書き味からずっとブルーを使っていたのだが、下半身が白いモデルを見つけ以来ずっとそれを使ってる。これは黒インクが1.0mmと0.7mmがあり、のこり2席は0.7mmの赤とブルーである。普段グリーンを使う機会がなかったのでこれこそ自分の求めるものだと興奮し、3本ほどまとめ買いした。すでに1本は無くし、1本使用中で、1本はストックしてある。

　しかし数カ月前からフリクションボールを使い始め、特にスケジュール帳に関しては、Bicの出番はなくなってしまった。しょっちゅう変更のあるスケジュール帳に消せるボールペンというのは好相性すぎるのだ。

　そこで待ち望んでいたフリクションの多色ボールペンであるが、やっと発売になった。というか発売されてしばらく経つようだ。ぼくは昨日届いた雑誌Beginでその存在を知り、そして今日早速渋谷の伊東屋へ行ったのであるが、人気色は完売であった。残っているのはグリーンボディのみ。一歩遅かった。というかだいぶ遅れてる。

　不急のアイテムなので気に入らない色は買えないと見逃すことにしたが、そもそもデザインも気に入っていないんだから別にいいじゃないかと戻ってきてちょっと後悔。たぶんネットなんかで探すと見つかるんだろうけどと思いamazonなんかを見たら売っていない。たぶん人気で売り切れ続出なんじゃないかと想像する。

　見かけたら迷わず購入しなくては。これです。