裏切りのサーカス - 代官山通信（蔡 俊行）

　映画「裏切りのサーカス」を観た。心からこういう映画が観たかったんだと改めて発見させてくれた作品。近年観た映画の中でのベスト（といっても大した量を観ているわけではないのですが）。サイトにあるように相関図とちょっとした予備知識があったほうが楽しめる。観るのに知的体力を要求される映画。こういう刺激は素直に嬉しい。

　ちなみに原作（原題名・ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ）を読んでなかったので調べてみたらすでに絶版で、映画公開に伴い、新訳版が発売になっていた。そこでそれを買おうかとAmazonをのぞいた所、カスタマーレビューに辛辣な意見が。これはさすがに読むのをためらわれる。そこで図書館を調べると、旧版、新訳版両方あった。ちなみに数名の予約待ち。これもたぶん映画の影響なんだろうな。もちろん旧版の列に並んだ。

　たぶん2ヶ月以内に読めるだろう。ちなみにUS AmazonのKindleでは原書が9ドル99。Kindle日本語版早くリリースして欲しい。というか早川書房がkindleに参入するかどうか不明だが。