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ファッション不況?
2012.09.26
amazonができたから書店の数が減ったのか。
いま横でスタッフの会話を聞いていたら、地方のブティックのオーナーが店を閉めた理由が通販による買い物客の減少ということであった。確かにそれもひとつの理由だろう。でもそれがすべてでもない気もする。
何事も事象が起こる因子は複雑で多様だ。物事はなかなか単純化するのは難しい。単純に言い切ってくれたほうが、理解が簡単ですっきりするがなかなかそうではない。
ETCができたから料金所のおじさんたちの仕事が減ったというような簡単な論理ではない。
しかしリアル店舗が通販におされているとは、数年前では考えられなかったことだ。
むしろぼくはエンスージアスティックなファッションマニアの減少がファッション不況のいちばんの理由ではないかと考える。それと団塊ジュニア世代の中年入りだ。可処分所得のほとんどを被服費にまわすわけにはいかない環境になっている年頃である。
これも数多ある要因のフラグメンツ。原因が単純に特定できれば対策も簡単だ。でもなかなかそうではないからみんな苦労しているのだ。
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