That Way About Things
ハラダユウコ
Archive&Style Shop Press
1971年2月東京生まれ。アメリカ、ヨーロッパを中心に幅広いジャンルと年代からバイイングされたUSEDやデッドストックを扱う古着屋「アーカイブ&スタイル」のショッププレスとして、古物をこよなく愛する日々を送っています。
www.archiveandstyle.com
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1920~30`s Tuxed Vest & C-1 Vest
2010.02.18
フイナムブログをご覧の皆様こんにちは☆
東京は今朝も起きたら雪が積もっていましたね~!!!
イヤァ~~~寒い!!と思いつつも、
今日も元気良く愛車(←自転車)で出勤してきたハラダです~~~(笑)
え~と、今日は新しく以下3点、入荷したんで、
こちらをアップしまぁ~~~す☆
写真は、1940s製のC-1Vest(シーワン・ベスト)
正式名称は「EMARGENCY SUSTENANCE VEST TYPE C-1」
と言いまして、緊急時のサバイバルベストです☆
C-1 Vestについては、
かなり前ですが、(2008年だったかなぁ?と)・・・こちらのブログで、詳しく
話を書いたので、そちらを先に良かったら読んでみてください~~~。
で、その以前のブログでご紹介していたのが、
ファーストモデルだったんですが、
こちらは、その後のモデルです。
ブログ内でも書いた様に、ファーストモデルの開発は、
1943年。陸軍の航空部隊によってでしたが、
以後、アメリカ空軍にも採用されたので、
こちらはこの様に↓
左胸にエアーフォースのマークが刻印されております。
この後、胸の刻印はカラーに変わるので、
1944年製のものじゃないかと推測できます。
また、ファーストモデルは
プロトタイプで、
いわゆるサンプル品に近かったため、
スペックも肩の内側に
スタンピングで表記されていましたが、
こちらはこんな感じで↓
ミルスペックも内側に縫いつけになっております~。
コントラクターは、
Cappel-MacDONALD &Co.
ファーストタイプのポケットが傾斜して縫われていたのに対して、
その後はポケットが真っ直ぐになると、
以前のブログに書きましたが、これがそうですね。
加えて、これも以前書いていますが、
害虫駆除用のスプレーをいれるポケットが一つ増えているタイプです。
バックスタイルの向かって右。
一番下のポケットがその「Inapect Rfpellant」
とステンシルで刻印されたポケットです。
ポケットの拡大写真
フライトジャケットの上から着ていたので、
背中の調節紐はかかせません。
すべてオリジナルで綺麗に残っていますよ。
他のポケットのステンシルも綺麗に残ってます。
あと、よく見てたら、
個人的に面白いな~ってのを見つけました!
この45丁拳銃ホルダーの横に、
ちょっとだけ見えている黒い点線のプリントわかりますか?
他にも、ポケットの端に、「みたいな、
プリントも見えます。
ちゃんと、ここに縫い付けるという、
設計がプリントされていたんですね~。
改めて、軍物も人の手を通して縫われていたんだなぁ~と、
当たり前の事なのですが、実感が湧きました。
え~と、C-1の説明が長くなりましたが、
他2点は、
1920~30製のタキシード・ベストです。
どちらもショールカラータイプのよりフォーマル度が高い洗練されたデザインですよ~☆
え~と、
タキシードの事と、
ベストの事も以前のブログにそれぞれ歴史など、
取り上げていますので、よかったら、
そちらもご参照くださいませ~~~☆
まずはこちらが、
ちょっと珍しい硝子ボタンのタイプ。
それと、もう1着ですね。
こちらはくるみボタンのタイプです。
縫製もコンディションもともに素晴らしく美しいです!!
今日は寒かったので、
温かくしてきました~☆
アウターのボリュームが凄くって(笑)インナーが見えませんが、
ニットとパーカーが繋がったデザインのアウターはBLESSの物です。
中はチャンピオンのダブルTシャツと、
サーマル着ています。
ハラダは古着屋なので、ヒート。。。じゃなくて、
防寒用のアンダーウエアーはやはりサーマルです!!(笑)
では~~皆様!また明日で~~~す☆☆☆
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