Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Is this succession... ?
2010.02.18
自分の親と同じ職業を選ぶというのは、その子供の性別とは関係なく悩ましいものだと推測します。
無条件に技術や歴史、看板や名前というものを次の世代に確実に継承しなえればならないものもあれば、育った環境やその秘めたるDNAから同じフィールドを自然と選んでしまう事もあるでしょう。
その昔、自分たちの将来を決めかねている頃、誰もが一度は「いいよな、あいつの家は〇〇だからさ」なんて家業を営んでいたり、企業の創業家故の特権を羨んだりした事があると思います。
その逆に、「あいつの親は〇〇だからあれが出来る...」みたいなものも。
でも前者なら自由に職業を選べない辛さというか、背負って行かなきゃいけないものの重さは相当なものだろうし、ましてや自ら同じフィールドに足を踏み入れるという勇気はなかなか簡単には出てこない事を、この歳になってからしみじみ解ってみたり...
もっとも案外当人達に聞いてみれば自然の流れ的な、何かあっけらかんとした感じもあるでしょうが...(笑)。
まぁ本当の所はわかりませんが、そんな父親が培ったフィールドへ飛び込んだ1人の女流監督の作品を観に行ってきました。
「サベイランス」
個人的にはお父さんの作品より好きです(笑)。
というよりも「良くこのジャンルに行ったな」というのが正直な感想。
だってデヴィッド・リンチって言ったらその筋(失礼)の大家でしょうに...
ただこの作品は一見女性的ではないと言うよりも、実はさらにパンチが効いていて、かつ(多分)女性特有のドライさが故にうまくまとまっていると言った感じ。
★★★★★
但し注意事項が1点。
それなりにガッツリした映画なので、付き合い始めのカップル、特に相手の女の子が真面目な子の場合は観る前に確認するとか、自己判断した方がベターかも(笑)。
とても見応えのある一作。
ヒルズとか、もっと大きなスクリーンでゆったりと観たいですし、充分耐えうる作品です!
最後に配給会社の方々にひと言。
オフィシャルHPやその他の販促グッズに一々「愛娘・ジェニファー・リンチ」って大々的に書くのはどうかと思います。その割には単館だし。スクリーン小さいし!
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