Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Hey, Bro.!
2010.03.24
小学校の頃、風邪を引いて休んだ時のお楽しみといえば普段絶対に見ることができない「笑ってる場合ですよ!」(←笑っていいともの前番組)を見ること。
漫才ブーム全盛期のツービートや明石家さんま、神竜、ザ・ぼんち、のりお・よしおに東京乾電池なんていうオールスターが勢揃いした番組で、ちなみにこの1年後にこれらのメンバーで土曜の夜に放送が始まったのが「オレたちひょうきん族」。
とにかく面白くて、治りかけの朝なんか熱を上げようと思って出てきた紅茶に体温計を入れたら、水銀がマックス振り切って体温計を壊して墓穴を掘った事があるくらい、どうしても見たかった番組(笑)。
こう考えると僕のお笑い好きの原点はここなんだなぁ...
そんな楽しい時間が終わると13時台は昼ドラや時代劇など小学生にはなんの魅力もない「魔」の時間帯。ここぞとばかり、そっと手を差しのべてくれたのは12チャンネルでやっていた海外TVドラマの再放送でした。
特定の番組を覚えているわけではないのですが、今でこそ英語の授業があって先生がイギリス人なんて当たり前ですが、当時の小学生の行動範囲に外人さんは絶対にいなかったので、いちいち新鮮で、これはこれで楽しみにしていたもの。
こんな実になつかしい情景を思い出させてくれた、とても素敵な映画に出会いました。
自分的にはこの映画館でやってる割には久々のヒットかなと。
兄弟役に臨んだユアン・マクレガーとコリン・ファレル。共にスコットランドとアイルランド出身だけに耳に心地よいアクセントも自然で、アメリカ人俳優の無理なアクセントに違和感も感じる事がないストレス・フリーな作品。
話そのものはとてもクラッシクな物語の造りになっていて、むやみにハラハラすることなく、それでいてキチンと引き込まれてしまう。流石ウディ・アレンなのかは、そこまで彼の作品を観ているわけではないのですが、日本で公開された順(この作品自体は2007年制作)でいうと前作の「それでも恋するバルセロナ」よりは遙かに◎。
★★★★★
それにしてもユアン・マクレガー扮する長男が週末にジャガーで田舎に出掛けてヘイリー・アトウェルに初めて出会うシーンなんかを見ていると、イギリスの田舎の風景っていいなぁ...なんてつくづく思えちゃうから、人間って不思議ですよね。
20代はじめに知り合いのディレクターの家に3ヶ月くらい居候してた頃は大嫌いで仕方なかったのに。そういやあの頃とはお酒の飲む量も違うし...酒は人を大人にするんですかねぇ... この映画ではダメにしてますけど(笑)。
あ、ちなみに冒頭の小学生の頃の僕の週末の楽しみと言えば、土曜の午前授業から帰ってくるとギリギリ間に合った、当時の小学生としては最大限のエロネタ満載だった今は亡き水の江瀧子が司会を務めていた「独占!女の60分」でしたが、何か?
やっぱり、子供たちに見せる番組はある程度大人が考えなきゃいけないなぁ...こんな大人にならないようにしないと(笑)。
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