Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Well...
2010.03.04
久々に肩すかしを食らった作品...というか「大作」に対して食傷気味になったハリウッド・スター達の暇つぶしに付き合わされてしまった感じ。
TVでやけに大衆に媚びる往年のスターのように、「実はこんな事だってするんですよ!」みたいな。
はじめにTrailerを見た時よりも徐々に「観たい」欲求が薄らいでいったという、「アバター」とは全くの逆パターンだったので、まぁ予想はしていたのですが...
10人の監督がそれぞれの作品を作り、11人目の監督がそれらをつないでいくというスタイルから紐解くと、10人の監督が悪いのかそれとも11人目の監督の腕がないのかはビミョー。
そもそも冒頭のシーンからしてユーモアのセンスの欠片もなく、なんか観ているこっちが恥ずかしくなるくらいだし、いちいち作品が薄っぺらい。
ほとんどが意味不明だし...
興味を持ったり感動するまもなく、次のストーリーに移行。そして意味もなく戻ってみたり。こういうスタイルで作ったという事よりも、その過程を見直した方がより良い結果になった気がします。
昨日の映画もそうだけれども、あんまりこういうB級系の映画は著名なキャストを使わない方がいいと思うのは僕だけでしょうか。
前記の通りきっとハリウッド的大作に出続ける事に対する葛藤=基本を見つめなおす?っていうのは想像できるけれど、そこは適材適所。話が薄いならそれなりの俳優さん達を布陣したほうが、より良い効果を得られると思います。
そういう意味ではスー・チーやオリヴィア・サールビーが出ていた画家と店員の話と、車椅子の少女と親切な青年の話は1本の映画として前後を観てみたいと思う作品...かな?
☆☆☆☆☆
オフィシャルサイトには『ニューヨーク限定版「ラブ・アクチュアリー」』なんて書いてあるけど、これは別物。
足下にも及ばない駄作です。特にラストがヒドい!
出演者とか監督の誕生日や結婚式の2次会用の余興みたいな映画を、お金を払って観た感じ。
というより、日本の披露宴で友達たちが作ったお祝いビデオの方が遙かに秀作。
必ずメイキングとあわせて最後までどうぞ(笑)。

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