Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Dying to eat <2>
2010.04.07
中学からの親友が両親の離婚を機に母親について新宿から本牧の地にに引っ越してきたのは、かれこれ20年ほど前。
とは言っても通っていたのが私立校だったので、この辺りに住んでいた友達も多く、いつしか彼も地元の人に(笑)。
そんな彼のお母さんが知り合いから教わってきたのがこのお店。李園。
場所で言うならば元町の商店街から山手トンネルを抜けて、マイカル本牧方面にちょっと行った左側にある、まぁ良くある街の中華料理屋さんと言ったところ。
なのですが...まぁありがちな展開で申し訳ありませんが、とにかくウマい。
週末になると地元のお客さんも並ぶくらいの人気店。
そして、僕が愛して止まないのはこの組み合わせ。
まずはビールなどのアテで出される胡瓜の浅漬け?何とも言えない薄味にお酒が進みだした頃に出てくるのがこの水餃子。近くに本牧亭というお店があった頃はそこの煮込み風の水餃子が一番だと思っていたのですが、いまやこれに代わるものはありません。特製付けダレもありますが、そのままでも充分。
そして、ついに真打ち登場!
そう、ここの排骨炒飯がウマいのなんの!間違いなく世界で一番ウマいっ!
中華街やらそのほかの店にもある定番メニューなのですが、上に餡がかかっているのってないんですよねぇ...
ただポイントは餡だけじゃなくて、排骨にほどよく染み込んだ味とほんのり口に広がるカレー粉の風味。肝心の炒飯はパラパラ過ぎずベタベタ過ぎない絶妙な炒め具合。そして、なによりもこれらの旨味を引き立たせるのが上にのった青菜の苦みとシャキシャキした歯応え! 付いてくる薄味スープもまたニクい。
もちろん一緒に行っていた友達や周りのお客さんはトマト湯麺やら油淋鶏なんていう定番メニューを注文しますし、僕もあればつまみますが、自分のオーダーとしてはもう20年以上、ここでこれ以外のものを注文した事がありません(笑)。
ミラノに住んでいた頃は、やめておけばいいのに夜な夜なこの味を思いだし腹を空かせ、一体幾ら出せばいま目の前に出てくるのだろう?なんて酔っぱらいながらバカな事を考えていたくらい、忘れられない味。
死ぬまでには必ず食べておきたい一品。
そして、舌には記憶がある。そんな事をあらためて認識させてくれる逸品です。
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