Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Continent!
2010.05.28
僕の無二のスポーツ嫌いは、このブログでも何度か書いてきたのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、そんな僕でもついつい見てしまうテレビ番組があります。
それは、主に深夜帯に放映される「解説モノ」。
引退間もない選手やシーズンオフの現役選手による、思い出の名場面や、例えば野球ならば球筋の解説やその投球方法、そしてそれにまつわる独自の練習方法等々。
僕の人生や生活には全くと言っていい程関係ないのですが、そこは現役を戦い抜いた一線級の選手達ならではの創意溢れる工夫や努力が理路整然と説明される様が、競技の種類に関わらず「ある種の快感に近い」、言ってみるなら「アハ体験」に近いものがあるのです。
今日は、またしてもそんな「目から鱗」な作品を観て来ました。
2008年のヨーロッパ選手権の「審判」たちに焦点をあてた、2009年に制作されたベルギーのドキュメンタリー作品。
まず驚くのはヨーローッパという陸続きからなる「言語の多彩性」。英語はもちろん、イタリア語にフランス語、スペイン語にドイツ語が頻繁に、そして当たり前のように飛び交います。
そして、これまた当たり前の事ですが、彼らにも出場する選手と同じく夢や苦悩があり、そして愛すべき友や家族が居るという事。
サッカー好きの人からすると当然の事なのかもしれませんが、そうでない僕からすると、もう開始3分くらいから前のめってしまうくらい、惹き込まれてしましました。
★★★★★
様々な国民性を持ちつつも、ルールという唯一無二のものに従った公正な、そして自分が正しいと納得できる審判を下すための精神力はもちろん、90分(で、いいんですよね?)に渡って選手達と共に走り回るフィジカル面での強さには脱帽です。
インカムを使っての臨場感溢れる主審・副審のやりとり、そしていかに決勝で笛を吹く事が名誉であるかという今まで考えも、そして知ろうとも思わなかった事に俄然興味が湧いてきました。
試合そのものや選手にはさほど興味がないのですが、折しもワールドカップも近々あるようなので、機会があったらレフリーに注目して観戦してみようかな...なんて、普通に思えてしまうくらい、素敵な作品です。
全てのサッカーファンに、そしてそれ以上にそうでない方にもオススメです(笑)。


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