Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Qualia?
2010.05.26
先日ちょっと棚を整理していたらこんなものを発見。
なんだか解りますか?
実はこれ、経営不振に陥っていたソニーが起死回生をはかって2003年に(多分)鳴り物入りで発売した、「QUALIA 016」というデジカメ。
大きさで言えば僕の「親指大」の代物。
裏にある液晶も「親指の爪」ほど。
そもそも何で購入したか記憶が定かではないのですが、きっとそのミノックスばりのスパイグッズ感覚にワクワクして...って言いたいのですが、多分途中から引っ込みがつかなくなってしまったという、かなり恰好悪いオチだと思います(笑)。
だってこれ、税込で399,000円もするんですよ!
サササ、サンジューキューマンキューセンエンっ!
もちろん本体の他に、ワイコン、テレコン、リモコンユニットやストロボユニットなんていうのもセットなのですが、それにしてもねぇ...
それも東京だと銀座のソニービルの4Fにあった専用コーナーで、顧客1人ひとりにコンシェルジュと呼ばれる販売員(あ、今思うとレクサスもこれだ!)がついて親切丁寧に質問などに答えてくれるというもので、完全受注生産。
だから値引きもポイントすらないのに、段々気持ちよくされてしまいには断れなかったという次第だったのでしょう(笑)。ほかの皆さんが購入した理由は知りませんが最終的に133台が生産されたようで、僕のは46番目。
こんな豪華なゴルゴばりのアタッシュケースに、様々なアタッチメント・パーツが...あれ?結構抜けてるなぁ...どこにいっちゃったんだろう??
でも「クオリア」っていうくらいだから、その分品質で勝負... あ、ちなみに「クオリア」っていう言葉をの意味をWikiなどで調べると「質」を意味するラテン語の名詞 Qualitas (あるいは Qualis) に由来する等と出てきますが、本来は「感覚質」なる難しい事を意味する言葉だそう。
そしてもっと調べると、どうやらこの「QUALIA」シリーズ(デジカメ以外にもこの括りでTVとかプロジェクターがある)は現在もソニーコンピューターサイエンス研究所の上級研究員である、あの茂木健一郎氏が広めていた「クオリア」の概念に触発されての事らしいのです。
つまり、「QUALIA」とは「アハ体験」という事なのでしょうか(笑)?
まぁ、ご本人には関係ありませんが、実際の商品は「あれ?」とか「アヘ?」って感じでしたけれどね...
当時でもこの10分の1の価格でこれ以上の画素数のカメラがついた携帯があったのにもかかわらず買ってしまったのも何かの御縁。
ちょっとソニーに電話してみるか。
CCDのアップグレードなんて出来ない...よなぁ...
まぁまずは動くようにしてみますか。
その前に充電器探さないと...(汗)。


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