Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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あなたはVISIONAIREを知っていますか? <13>
2010.05.18
この10号が出来上がったのがちょうど年の瀬で、僕がクリスマス生まれって言うこともあって年末年始は必ず日本で過ごす習慣があるので、必然的に東京に帰るタイミングだったんですね。(なので僕は日本以外のクリスマス当日を知りません)
で、「本が出来た、日本に帰るヤツがいる、日本でも売りたい...どこか探してきてよ...」と(笑)
当時は東京も含めて3軒しか取引がなかったので、これを拡大したいという、すごく単純なキッカケというか、かなり自然の流れからだったのです。
もちろん異論はないので何冊かのディスプレーコピーやプレスリリースを持って帰路へとついたのでした。
ただこの時点では商売としてというのではなく、あくまでも丁稚の一環として、コンデナストに配本しに行く延長として「まぁ一軒でも多く見つけられたらいいなぁ...」くらいにしか考えていませんでした。
とはいうものの、営業なんかしたことのない僕は前出の山室さんに相談すると「俺も一緒に行ってやるよ」って事になって、一緒に行ってもらったわけです。どこの誰だかわからない若造が一人で行くよりも、ファッション通信のプロデューサー(現:WWD編集長)が一緒に行った方が信頼感があるだろうと(笑) 。

この時に行ったのが渋谷のパルコパート2の地下にある、LOGOSさんです。
確かアポなしだったと思うのですが、行くならあそこだろうと(笑)。
この時に対応してくださったのが当時店長だった方で、僕の拙い説明に耳を傾けて下さり「前からお客様からのお問い合わせもあって、こちらからもコンタクトしたかった」と好感触。
そして、確か20冊という注文を頂くことができたのです。
この時、この注文がなかったら、いまの僕の立場も少し違ったものになっていたかもしれません。
ただせっかくご注文を頂いてもこの時点の僕のスタンスでは、こんなにすぐに話がまとまるというイメージではなかったために、今回のようにせっかく相手が興味を示してくれたとしても「後は連絡しておくのでそちらのほうで直接お願いします。」という感じだったのです。
とはいうものの、さすがにこれではガキの使いも甚だしいと、親から借金を取り付けて急遽NYにこう連絡に入れたのです。
「とりあえず僕が100冊買うから至急送って!」と。
そう、これが臨時の代理人が誕生した瞬間でした。
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