Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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あなたはVISIONAIREを知っていますか? <12>
2010.05.03
当時はアメリカ国内もディストリビューターを使っていなかったので、チェーン店以外は個別に注文を取って、それぞれに発送していました。
僕がジョインした時はすでにマンハッタン市内も日本で言う赤帽のようなものを使っていましたが、その前は自分たちでバンをレンタルして、唯一の免許保持者であるジェームスが運転をしてRIZZOLIをはじめとするマンハッタンの書店に届けていたそうです。
ちなみにこの時点でも、小口の小さい取引先には僕自身が黒いスタイリストバッグに出来たての本を入れて手持ちで届けに行った記憶があります。でもまだあまり話せなかったから工場で1日中立ちつくすよりもイヤでしたけれどね...(笑)。
ただ今でもたまにスティーヴンと話すと「思い出し笑い」してしまうのが、VOGUEなどを出版するコンデナストのビルの1階にあるブックスタンドにいたマギーおばさん。
いわゆる売店のおばさんなんだけど、映画のワンシーンにあるように働いているみんな彼女を知っているし、彼女もみんなを知っているみたいな、ふくよかな人。
2冊とか3冊を持って行くとその分のチェック(小切手)をくれるんだけれど、いつも「お兄さんは元気?」って。
スティーヴンの事なのはわかるんだけど、何度違うって言っても毎回同じ事聞かれて(笑)
でも一連のこの作業、今思えばさながら「初めてのお使い」状態でしたね。
あと、これはその後もやっていたことですが、ディスプレーコピーのチェック。
VISIONAIREは当時でも$40以上する、比較的高価というだけでなく、一冊ごとにシュリンクラップがかかっていたので、いわゆるB品を店頭見本として展示していたのです(後年は製品と全く同じ物でナンバーリングが施されていないものに変わりました)。
ただ、ほとんどの号は綴じられていないため、例えば前出の10号だと色々な人が見ていく過程で順番が変わってしまうわけです。そこで僕の出番(笑)。
マンハッタン市内の取扱店を1軒1軒まわって、お店の人に声を掛けて、順番を揃えて帰って行く。
この地道な作業も相当こなしましたね。
でもこれもイヤだったなぁ〜(爆)
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