Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Ne parliamo a domani...
2010.06.27
自分がテレビ好きだと言うことは、再三このブログやツイッターでもつぶやいて来ましたが、それにはいくつか理由があります。
まず一番の理由としては、父親が全盛期のテレビ局に勤務していたという事があるでしょう。
そのせいか食事中を除いては、TVを観ている事で怒られた記憶はありません。もっとも中学の頃の期末テストの前に勉強そっちのけテレビを見ていたら、何も言わずに電源ケーブルをハサミで切られた記憶があるので、僕の極端な性格も彼譲りなのでしょう(笑)。
もうひとつには海外生活の長さにも関係あるかもしれません。
特にミラノに住み始めた頃は初めての独り暮らしという事と言葉が出来ないと言うことも相まって、良くTVを見ていた気がします。まぁ寂しさを紛らわすという意味もあったかもしれませんね。
だから比較的今でも娯楽番組が好きで、当時も良くコメディー映画やバラエティーを見ていました。笑いに国境はないとは良く言ったものです。
これは言葉が話せるようになった今でも変わらない習慣で、世界中どこに行って何をしようが何を食べようが結局はホテルのベッドに横たわりながらTVを見るのが何よりのお気に入りで、この話をしたらウチのスティーヴンも全く同じで2人で大笑いした事がありました。
そしてまだイタリア語も全然話せなかった僕を楽しませていてくれた当時お気に入りの超人気コメディアンに、まさかこんな形で久々に会えるとは思いもしませんでした。
向かいに住む刑事役の鷲鼻の人こそ、僕が敬愛するEzio Greggio。あんなに頻繁に登場するのにの何故にオフィシャルサイトから端折ったのかは不明ですが、イタリアで彼を知らない人はいないでしょう。まぁ分かりやすく例えるなら、「おとうと」に出演していた鶴瓶さんみたいなものでしょうか(笑)。
そして母親役のFrancesca Nerri、ちょうど僕がミラノに渡った頃初めての主演作品が公開されたようですが、その頃にはすでに有名で週末ともなると良くTVに登場していたのを覚えています。いつまでお美しくて何より。
★★★★★
とは言うものの、若干ストーリーの組み立て方に難を感じるというか、特に娘の状態やそれにまつわる家族間の(特に心理的な部分の)描き方が薄いので、あれこれ頭を巡らせて自分で納得しなければならない場面もチラホラと...
最後も結構強引に終わらせていますが、不思議とそこまでイヤな印象を受けません。しっかり記憶に残らないものの、うっすらといつまでもどこかに残っている作品です。
イタリア語はとても聞きやすく言い回しも簡単なので、イタリア語を勉強している人にもオススメな映画です。特に時代もあるのでしょうが、敬語の使い方が参考になるでしょう。


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