Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Do not point at me...
2010.06.26
日本国憲法には「銃砲刀剣類所持取締法」と呼ばれる法律があり、「銃刀法」と言った方が馴染みがあるかもしれません。いわずと知れた法律で、要は「拳銃もナイフも所持してはいけませんよ」というもの。
そして、その第3条の「所持の禁止」にはこう書かれています。
「何人も、次の各号のいずれかに該当する場合を除いては、銃砲又は刀剣類を所持してはならない。」
例外はあるけれども、原則ダメですよという意味で至極正しい(笑)。
そして、この法律ゆえなのか日本人の国民性ゆえなのかはわかりませんが、日々ニュースを賑わす殺人事件にあっても「銃殺」されたというものはインパクトが強いので印象には残りますが、実際の数は欧米諸国に比べたらそこまでではないはず。
例えば銃社会と呼ばれるアメリカでは州によってその差もまちまちですが、登録することで所持や携帯を許可する所も多く、そのため銃犯罪が多いのも事実。
但し実際の銃を使ったそれらは正規に登録されたものではなく、巨大な闇ルートによるもの...
先進国アメリカですらそうなのですから、もはや第3国と呼ばれる途上国の現状は想像も絶するものなのでしょう。
「闇の列車、光の旅」
相変わらず思わせぶりというか意味不明の邦題はともかく、作品としてはなんら捻りもない内容としても良くある話。
あの映画やその映画と何が違うの?って言い出したらキリがないというか、例えたら完璧にネタバレしてしまうくらいの浅い内容。 舞台の設定がホンジュラスからメキシコに密入国して、さらにそこからアメリカを目指すという2段構えは面白そうかと思いきや観ている最中は全く気付かったほど肝心の部分が描ききれていないのが残念。(実はこの記事を書く際にオフィシャルサイトを見て知りました)
☆☆☆☆☆
まぁ南米っていう意味では、ホンジュラスもメキシコも日本人の僕からすると大きなイメージの差がなかったのも要因かなと...
ちなみにこの作品、ルド and クルシ やバッド・エデュケーションでお馴染みのガエル・ガルシア・ベルナルが制作総指揮を担当しているほか、監督さんは日系アメリカ人で本作品が初監督作品って言えば少しは興味を持って頂けましたでしょうか(笑)?
上映館の近くでヒマを持て余した方は是非。


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