Ped! - Boolog A Go-Go!（石光史明）

iPadが日本で発売されて、もうすぐひと月。

既に手に入れた人、まだ手に入れていない人、そして全く興味のない人と様々だと思いますが、僕は今やコレがない生活は考えられないほど。

まずは移動中に新聞を読むようになりました。

もともと我が家では一般紙と専門紙を定期購読していますが、基本的に綺麗に小さく折り畳む事ができないので、電車で読むことは皆無。

それが今ではスイスイと見たいところを拡大し、物理的にページをめくる事なく読めるのですから、年々目が悪くなってきている僕からすれば実に有り難いし、この他にも比較的大きな画面でWebやTwitterを大画面で出来るのも魅力。

もっとも僕がiPadを手に入れてから「おぉ！」なんて思って活用している殆どのアプリや機能はiPhoneを使っている人からすれば何でもないものなのでしょうけれど（笑）。

ただ結論としては、使い始めてスグに思ったのですがこのiPadは実に「冷蔵庫」のようなものだなぁ...と。

突拍子もない例えだと思われるかも知れないけれど、要は「Domestic Use（家庭内で使う事）」に優れているという言う意味。それも独り暮らしじゃなくて何人も家族がいればいるほどいい。

だって冷蔵庫って写真やらメモやらいろいろとマグネットで留めてあって、いわば家族の掲示板。その点iPadならフォトスタンドにもなるし、メモも書けてカレンダーもあるから家族の予定も管理できる。おまけにiPodと同じ機能もあるから映画や音楽も楽しめて、Radikoのアプリを入れればラジオも聴ける。もちろんそのうち（既に？）TVも見られるでしょう。

当然ながらネットもできるから料理のレシピだって簡単に手に入れられて、尚かつ好きな場所に置きながら調理ができる。

この1台があるだけでキッチン・ダイニング周りにある電化製品や雑多なものがまかなえるだけではなく、家族で共有する事でコミュニケーションまで計れる。

おまけに新聞・雑誌は簡単に読むことが出来るから老眼鏡を探さなくていいし、何よりも束ねて捨てにいく必要がないときている。

そして、最大のメリットは電源のオン・オフがTV感覚で出来るという事。

ボタンを押せば即起動するからパソコンのように待たなくて良いので、時間のない主婦や短気なお年寄りにもピッタリ。その上大抵の事は出来てしまうのですから...

正直、個人的に一番期待していたのは国内外のプールサイドでの活用方法だったのですが、バックライト方式のため直射日光の下ではKindleに勝ることはなく、限りなくその夢を絶たれてしまった今、もっぱらソファーで横になりTVを観ながらネットやツイッター...と思っていた矢先、最近こんな使い方を試してみました。

１）まず、Bluetoothヘッドフォンを用意します。

２）iTunes Storeから好きな映画をダウンロード。

３）新幹線の座席を進行方向の一番前を予約します。

ジャジャーン！

あっという間にパーソナル・シアターに早変わり！

通勤電車で手持ちだと逆に画面が大きすぎて見づらかったのも一転、実にいい距離感。おまけに僕が購入したこのBluetoothヘッドフォンがやけに音が良くてビックリ。（正確に言えば「良く聞こえる」というのが正しいのでしょうが、この辺りは今度レポートしてみたいと思います。）

1時間30分ほどの映画をチョイスすれば東京ｰ名古屋間ならピッタリなサイズだし、日帰り出張なら嵩張るPCを持ち運ぶ必要もないので、お持ちの方は是非一度お試しあれ。

あ、ちなみになんですけれど、新幹線の座席にあるフットレス。あれ靴を履いたまま使うのか脱いで使うのが正しいのか、悩んだ事ありませんか？ つまり、どっちがどっち的な（笑）。

長年疑問に思っていたのですが、遂に勇気を出して尋ねてみるとスッキリ。

↑写真のように床のカーペットと同じ模様の側が「靴を履いたまま使う側」で、この裏面が「靴を脱いで使う（土禁）側」というのが正しい使い方との事。

ご存じでしたか（笑）!?