Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Hopefully, one day...
2010.07.20
全く買い物をするつもりもなかったのに、つい思わず買ってしまう事ってありますよね。
もちろんそれはお店のウィンドーやディスプレーで飾ってあるものに一目惚れしてしまう事もあるでしょうし、馴染みの店員さんや一緒にいた彼女や友達の一言で決めてしまった事もあるでしょう(笑)。
でもそのくせ前々から雑誌や実際に手を取って吟味した上で購入したどれよりも大事にしていたり...
演劇や音楽会なんかも普段は全く観たり聞かないジャンルなのに、たまたまチケットがまわってきたから仕方なく行ったものにハマってしまったり。
ある種の出会い的なものって、誰しも必ず一つやふたつはあるはず。
別にこの作品がそうだとは言いませんが、それに近かった...というか何故か気になったというのが正しいのかもしれません。
先週の木曜日に家に帰ってから、夜中に独りで見た「とんねるずのみなさんのおかげでした」の食わず嫌いのゲストが、今日の作品の監督である小栗旬その人でした。
もちろん公開を2日後に控えたプロモーションであるのは明らかなのですが、その番組の最後の方で「俳優と監督どちらが楽しいか?」と言う質問に対して、彼は「監督がすごく楽しかった、できるならもう一度撮りたい」という趣旨の答えをしていたのを見た時に「あ、これは観ておかなければいけないかな...」と、何故か急に気になってしまったのです(笑)。
★★★★★
大抵の映画は、オフィシャル・サイトを開くと有無を言わさずにトレイラーが流れ始めます。 でもこの映画は違いました。 監督・小栗旬が「この映画は、今の僕のすべてです。」って言っちゃうんですもん。そりゃ、あなた、ズルすぎますよ。
何も言えないじゃないですか(笑)。
とは言うものの、正直寄りの多いカットは大きいスクリーンで観ているとかなり疲れます。 でもこの映画を小さいスクリーンで上映してしまっては何の意味もないのも確かで、良くある役者仲間同士の自己満足か悪ふざけで終わってしまうのがオチ。
正直各シークエンスを2分づつ削って、全体であと30分短くしたらとても観やすくて...なんて思ったりもしますが、あれだけの布陣と初監督作品という事を考えればあの時間に収まったのは立派。仮に僕が監督なら3時間は超えたでしょう(笑)。
最初と最後の路上のシーンははじめの方に撮ったのかな? 個人的にはその辺りが好きになれませんが、子供達が自転車に乗ったあたりから、グッと引き込まれて行きますよ!
結論を言うと、1,800円を払って観る価値は充分にあります。
そして、早いうちに2作目を観てみたいかな...なんて気がします。
あ、そうですよ。
基本的にファンですから(笑)。
でも、小出恵介は秀逸。
彼がいなかったら、間違いなく違う結果になっていたでしょう。


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