Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Hope all is well...
2010.07.25
僕は生まれてこのかた、入院というものをした事がありません。
...というよりも、ありがたい事に骨折すらした事がないので、今のところ(大きい病では)病院とは実に無縁に過ごす事が出来ています。
思い返しても90を過ぎて亡くなった祖父母4人を除いて近親者で入院をしたものがいないので、その点では両親なりご先祖様に感謝すべきなのかもしれません。
もちろん正確に言えば彼らもその死に際には入院していましたが、それも本当に間際だけで長期に渡ったものでもなく、近年前立腺癌の手術を行った父親ですら術後の一定期間を終えた後はスグに帰宅してきているので「入院を余儀なくされた」と言うにはほど遠く、実に有り難い限りです。
ただこう改めて書き綴ってみると、実はお見舞いで病院に訪れた事も(入院していた事を知らなかったという意外は)殆ど記憶になく、逆に親族はもちろんお世話になった方や友達のお墓参りに行くというシチュエーションの方が多い気がします。
実際月に1度は欠かさず墓参りに行っているのですが、その際だけでなく常に一番心が痛むのは小さいお子さんのお墓を見かけた時で、原因はなんであれ、あれだけは未だに慣れることがありません。
「ポンペ病」という難病に冒された6歳の少女とそれを取り巻く家族との実際にあったお話。ただ仮ににこれが実話をもとに作られていなかったとしても、少女の明るさと父親の底知れない愛情は誰もの心を打つでしょう。
個人的には2日連続で観た話題の大作よりも心に残る作品。
まぁ、だからこそそっちのけでこちらを先に書いたのですが...
★★★★★
ここ最近観た中では最も映画らしい映画。
ただ、何かこの国におけるハリソン・フォードのあるべき姿というのは「インディアナ・ジョーンズ」的なものを期待しているかのような扱いを感じざるを得ないのが残念ですが、ハムナプトラのブレダン・フレイザーというその手ものの両雄が嘲笑うかのように見せつけてくれます。
でもそういった配給会社の姿勢が、この映画のオフィシャルサイトのURLに現れているのかもしれません。
www.papa-okusuri.jp って一体どうなんでしょう?
パパお薬って...
モラルも優しさの欠片も感じられない上に不快感を覚えるのは僕だけなのでしょうか?
とてもこの感動的な作品を宣伝するに相応しいとは思えません。
きっと作った人(決めた人達?)はこの映画を観ていないのでしょう...
そうである事を心から願います。


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