Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Rules...
2010.07.23
2月に始めさせて頂いたこのブログ。
初めの予想通り概ね「映画ブログ」路線を勝手に突き進んでいますが、たまぁ...にアートネタも取り上げていることに気付いて頂けたでしょうか(笑)。
基本的に出向いた展覧会などは、1人でも多くのひとに足を運んでもらえればと思い、数日中にはこのブログにアップするように心掛けているのですが、実はすでにひと月以上経っているにもかかわらず、とある事情で掲載できないものがあるのです...
それは、写真。
ほかのブロガーの方も大なり小なりそれぞれ「自分ルール」のようなものがあると思いますが、自分の場合は「原則として自分で撮った写真を添える」というもの。
ただブログで紹介しようと思うような、比較的「良質」だと思われるものの大半が以前にも触れましたが「撮影禁止」の場合が多いのです。
正直、2010年のブロードバンド全盛の今、写真を撮るなといっても画像検索をかければ大半のものは合法かどうかはともかく閲覧および入手が可能な事を考えると、個人的にはその事自体にどのような意味があるのか疑問なわけです。
もちろん、フラッシュ撮影による作品への影響があるのは理解できます。どんなに「フラッシュ厳禁」と掲げたところで、うっかりした人が後を絶たないのも事実でしょう。
逆に「撮影可能」な展示を見ていると、「撮ること」に終始している感がある人を多く見かけるのも確か。撮る事を推進派の僕でも首を傾げるケースも多いので、まぁスポーツジムの「ファッション・タトゥーも含めて入れ墨はお断り」的な措置なのかなとも思うですが、今イチ納得がいかないのも事実。
僕からすれば撮影できない展覧会の図録を購入し、それらを撮影して掲載するという明らかに違法であろう行為を助長しているだけにしか思えず、その事には目をつむるという姿勢もどうなのかなと...
今日掲載した写真は名古屋市美術館で今年の4月から7月まで行われていた「静けさのなかから:」という日本のミニマル・アートを代表する桑山忠明と村上友晴の新作を含めた作品を、会期をずらして1つのテーマの下それぞれの個展として展示していた際のチラシと図録の表紙を撮影したものです。
残念ながら別件で訪れたために僕が観ることができたのは村上友晴さんのみでしたが、この写真のチラシと図録だけでもそそられるは確かで、もう少し早く知っていれば...と残念で仕方ありませんでした。
もう少しルールを見直して、しっかりと皆がそれを守り、少しずつ露出をしていけば自然と人が訪れ収益も増え、更なる素晴らしい展覧会へと繋がると思うのは僕だけでしょうか?
だって平日とはいえ、あんなにすばらしい展示に対して僕を含めて数人しかいないなんて何とも悲しいではありませんか。
関係者の方々には是非とも一考頂きたいと、切に願うわけです。


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